まずはじめにサセンとは何者なのか?
サセンとは、もとは韓国語の사생활(サセンファル )つまり私生活から来ている言葉。
アイドルを私生活までとことん追いかけまわすストーカーのようなファンのことを指します。
彼らの度を超えた行動はアイドルたちを悩ませ、韓国国内でも以前から問題視されています。
今日はサセン特集第2弾として『サセンに苦しむアイドルたち・その1』をお届けします!
KPOPアイドル史上最もサセンに苦しめられてきたと言われているのがEXOです。
EXOのチャニョルは2019年の4月にも被害に遭いました。
チャニョルの作業室に中国人のサセン2人が侵入。
チャニョル本人が警察に通報したことで2人は逮捕され、事なきをえましたが。
作業室に勝手に入り込むなんて、完全な犯罪です。
チャニョルに何もなくて本当に良かったです。
またベッキョンが実の姉の結婚式に出席した際は、結婚式場にまで押し掛けてきた非常識なサセンに苦しめられました。
チャニョルやベッキョンだけではありません。
とにかくEXOのメンバーは、ホテルの部屋を盗撮されたり、トイレの使用中に写真を撮られないようメンバーが人間の壁を作らなければならなかったり。
とにかくひどいサセン被害を受けています。
MAMAMOOは女子ファンが多い印象なので、正直サセンとは無縁のグループなのかと思っていたのですが。
そんな私が甘かったです。
MAMAMOOも実際はかなりサセンに悩まされていたようです。
その内容というのが強烈で……。
MAMAMOOのサセンは宿舎への侵入どころか。
なんとMAMAMOOの隣の家を借りて5~6人で住み始めたというんです。
(本当にここまでやる行動力と、5~6人もいて誰もとめないとこがスゴい!)
そうして隣人となったサセンたち。
その後はMAMAMOOに対してしきりに迷惑行為をしていたことで有名です。
しかし事務所側もMAMAMOOを守るため、そのサセンたちをMAMAMOOの『ペンカフェや公開放送から永久に追放』というやり方で対抗。
MAMAMOOはもう宿舎生活はしていないようてますが、今後も十分に注意してメンバーの安全とサセンたちの動向を見てゆく必要がありそうです。
K-POPアイドルにはマスターさんと呼ばれるファンのプロのような特殊な存在がいますよね。
BTOBの場合、このマスターさんの存在が原因で『サセンアイドル』なんて嬉しくないあだ名がついた時期がありました。
というのも、BTOBをデビュー当時から応援していたマスターを良く思わない新参マスターが、古参マスターをサセン呼ばわりしたのがはじまり。
『古参マスターはスタッフと繋がっている』
『新参ファンを締め出している』
『古参マスターはサセンじゃないか』
などの噂が流れはじめ。挙げ句
『BTOBはサセンを贔屓するサセンアイドル』
と呼ばれるようになってしまったんです。
しかしサセンと呼ばれた古参マスターさんは、実際BTOBの私生活や非公式スケジュールを追うような行動をしていたわけではなく。
事態を重く受け止めたBTOBは自らこの『サセン問題』にコメント発表。
しかし時すでに遅し。
風評被害でサイトを閉じてしまった大手マスターさんは少なくなく、BTOBにとっても大きな打撃となってしまいました。
Red Velvetのメンバーであるジョイもサセンの被害を訴えています。
特にサセンからの電話攻撃にはうんざりしているよう。
先日のこと。
ジョイとスルギがライブ配信をはじめた時も。
近況などについて話していたジョイの携帯電話が、配信からわずか数分後に鳴り始めました。
その時の様子がこちらです ↓
ジョイの怯えた表情が確認できますよね?
これを見てサセンは満足しているのでしょうか?
本当にメンバーにとっても配信を楽しんでいるファンにとっても迷惑この上ないです。
スルギとジョイはそれでも配信の雰囲気が暗くならないよう最初は軽く注意を促していたんです。
ですが数分後、今度はスルギにも電話が。
さすがに我慢できなくなったのか2人は『私たちにずっと電話をかけてきている人がいます。もう電話しないで!』と怒りをあらわにしました。
サセンにとっては生配信中に自分が電話してアイドルの電話が鳴ることで、本当にその番号が当該のアイドルのものなのか確認しているという意味もあるそうです。
結局ジョイたちは携帯の電源を切ることで配信を続けたと言いますが、心はモヤモヤしたままだったはず。
IZONEのメンバーが空港でサセンやマスコミにもみくちゃにされる様子はよく伝わってきていますよね。
中でも上の写真のように、メンバーの奈子が女と衝突してあわや転倒の危険にさらされていたり。
また2019年8月には、空港の出口に向かうメンバーのチェヨンが男に追いかけられる事件が発生。セキュリティーがこの男を捕らえ事なきを得ましたが、チェヨンは相当怖い思いをしたと思います。
またIZONEのセキュリティーは、IZONEのまわりでフラッシュ撮影をやめないサセンに対してこちらからも光(レーザーポインターでないかと言われています)を反射して写真を撮らせないようにするという方法に出たそうです。
これはパスポートや乗車券などが撮影されないよう、メンバーのプライバシーを守るためでもあると言われています。
IZONEも警備担当者も本当はこんなことをしたくないのでしょうが。
マナーのないサセンたち相手に何を言っても通じないので、仕方なく編み出された苦肉の策だと言われています。