日々進化する街ソウル。
韓国のソウルを観光やビジネスで訪れた事がある方も多いと思います。
たくさんの人で賑わる街ソウルですが、2020年以降ソウル市民だけでなく海外から訪れる方にも嬉しい計画や開発が目白押し!
巨大地下都市計画からソウル地区全域に無料Wi-Fi網、展望台の建設やますます便利になった市内バス事情など。
今回はこれからさらに進化を重ねていくソウルの未来についてご紹介します。
いち早く、韓国の情報が知りたい方は必見です。
地下鉄2号線三成(サムソン)駅と地下鉄9号線奉恩寺(ボンウンサ)駅の間に、地下鉄首都圏広域急行鉄道(GTX)やバスの乗り換えが可能な大規模地下ターミナルの建設が予定されています。
ソウル市が「永東(ヨンドン)大路地下空間統合開発」として発表。
COEXモールと現代自動車GBCショッピングモールにも地下で繋げる計画です。
全ての地下都市が出来ると蚕室野球場30倍の国内最大規模の大きさに。
1日平均利用客が58万人を超える国内最大の公共交通機関のハブになると言われています。
この数は、1日平均32万人のソウル駅利用客よりも多い人数。
また、バス利用者は現在の5万人から18万人に増加する見込みです。
ビジネスや観光でのお出掛けがますます便利になりそうですね。
ロッテ百貨店・新世界百貨店とともに韓国の3大デパートの一つ「現代デパート」。
汝矣島(ヨイド)にソウル最大規模のデパート建設を発表しました。
汝矣島22番地に新築される大型複合施設「Parc1」内に地下7階~地上9階規模で出店予定。
「Parc1」には、デパートなどの商業施設の他、ホテルやオフィス等があわせて入る計画になっています。
出店予定の現代デパートは、現在営業中のソウル市内デパートで最も規模が大きくなるものとして話題に。
現代デパートの会長チョン・ジソン氏自ら開発コンセプトや方向を決めるなど今回の事業推進を進めました。
韓国の中で最高のランドマークとなる構想の新現代デパート。
どのような店舗が入るか今から楽しみですね。
ソウルの生活圏全域で2022年にはどこでも誰でも無料でWi-Fiを使えるようになります。
これは2019年7月に計画された「スマート・ソウル・ネットワーク」(S-Net)の一環です。
毛細血管のようにWi-Fi網を増やし、スマート都市の基盤を用意。
市民の通信費負担を減らすことが目的です。
公共Wi-Fiがソウル市内の主要道路、地下鉄、公園など人口密集地域に新たに設置される予定。
現在は生活圏の約30%に張り巡らされた公共Wi-Fi網が、2022年までには100%になるそうです。
スマートフォンやパソコンでWi-Fiを使う機会が多い現代。
ソウルへ旅行や仕事で行った際、ポケットWi-Fi等を持ち歩かなくてよくなる日も近いですね。
4. 東ソウルターミナル スターフィールド (~未定)
新世界グループが経営する大型ショピングモール「スターフィールド」。
ソウル郊外に続々オープンしているスターフィールドは、映画館やスパ、高級ブランドショップなど幅広い店舗が立ち並ぶモールです。
グルメなども充実しているので、年齢や性別に関係なく楽しめる施設としてたくさんの人が訪れます。
そんな大型ショピングモール「スターフィールド」の出店が、東ソウルターミナルの複合商業施設開発計画に組み込まれているとのこと。
東ソウルターミナルはソウルと全国各地方を結ぶターミナルとして毎日たくさんの人が利用する施設。
利用者増加とともに施設の規模を現在の120%まで広げる計画です。
交通環境の改良とともに、新たなショッピングスポットが完成するとより便利になりますね。
ソウル市が忠武路(チュンムロ)にシネマテク(複合映像文化空間)、倉洞(チャンドン)や麻浦(マポ)に映画制作の専門スタジオを建設する「映画文化産業発展総合計画」を発表しました。
忠武路に建設予定の複合シネマテクは地上7階、地下2階規模。
映画館だけでなく、映画博物館や映像資料の閲覧や保管のためのアーカイブや映画展示館、映像メディアセンターなどが入る計画です。
忠武路地区は観光客のためのホテルなどが集中。
様々な国の人達が韓流文化に触れる機会をさらに広げられると期待されています。
映画制作の専門スタジオは7000平方メートル規模の室内スタジオと、様々な撮影が行える都心型セットなどが設置予定。
ますます韓国の映画事情に注目が集まりそうですね!
6.蘇莱浦口(ソレポグ) エビ展望台 (~2020.6)
仁川(インチョン)市南洞区が今年の6月までに、洞区論硯洞(カンナムグ・ノンヒョンドン)の蘇莱浦口5埠頭に高さ20メートル、幅8.4メートル規模のエビ形の大型展望台(仮称エビタワー)を建設する計画を発表しました。
エビタワーのデザインは決定しており、海老のひげまで再現された造形はユニークで斬新。
展望台のすぐ隣には、カフェや観光客が散策できる遊歩道などが設けられる予定です。
周辺には休憩施設などを備えた842平方メートル規模の施設も建設。
蘇莱浦口の魚市場の人たちは、観光客誘致の新たなスポットとして期待しているようです。
7.利用料金半額 600ウォン 市内バス運営開始 (2020.1~)
今年の1月29日からソウル市内の主要地点と観光スポットを走る「グリーン循環バス」が運行を開始しました。
景福宮(キョンボックン)やNソウルタワー、明洞(ミョンドン)地区、仁寺洞(インサドン)地区などを巡回。
料金は従来の市内バス料金1,200ウォンの半額、600ウォン。
さらに下車した後30分以内に同じ番号のバスに再乗車する場合は、4回まで追加料金なしで利用する事も可能です。
地下鉄やその他の公共交通機関に乗り換えの場合も、割引サービスが受けられます。
始発は午前6時30分から最終は午後11時まで。
バスで移動する事が多い韓国では、ますますバスの利用がしやすくなりますね。
2020年以降のソウルがさらにパワーアップする7つのことを紹介してきました。
実際に画像などを目にしてみて、いかがでしたか?
観光やショッピング、交通など様々なジャンルでの進化。
大型施設から無料Wife設備など、市民の願いが詰まっていますね。
どの計画もこれからが楽しみですね。
きっと、ソウルはますますステキな街になるでしょう。
さらに魅力がアップする、ソウルの今後に注目です。