初めてのアルバイト。
あるいは初めての職場は誰だって緊張しますよね。
そんな時、頼れる先輩が面倒見てくれたら?
思わず好きになっちゃうことだって大いにあると思います!
そしてその先輩がまさかの韓国アイドルだったら?!
バイト生活は薔薇色♡
次のシフトが待ちきれないかもしれません。
今日はそんな『バイト先の先輩にいてほしい韓国アイドル』を胸キュンシチュエーション満載でお届けしたいと思います!
初めてのアルバイト先はお洒落なカフェ♡
そこで出会ったのが料理上手で超イケメンのミンギュ先輩。
最初は無口でとっつきにくい人かと思っていたけれど。
『お疲れ様でーす』
初めてラストまで働いてクタクタになったある日。
ミンギュ『おい新人、おまえも食べてくか?』
キッチンに残っていたミンギュ先輩が突然美味しそうな手料理を持って現れました。
『え……?』
戸惑っていると。
ミンギュ『バカ。次に出す料理の試作品だよ……いいから座れ』
ぶっきらぼうにカウンターの椅子をすすめられ思わず横並びに座ってしまった。
ミンギュ『それに今日、忙しくて昼もろくに食べれてなかったろ?』
ミンギュ先輩、そんなとこまで見ていてくれていたんですね♡
初めて見せる笑顔で料理を取り分けてくれるミンギュ先輩。
ああ……この後2人がどうなったかはご想像にお任せします♡
私が働き始めたレストランには年下だけど先輩のニューくんがいる。
ニューくんは若いのに気の利く子で、おまけに超のつくほどの美少年。
だいぶ年上のクセに私は何かと彼に仕事をフォローしてもらっている毎日。
『情けない年上女って思われてるよな……』
なんて考えながら昼休み。
休憩室で……うつらうつら居眠りしてると。
『ん……?』
——人の気配で目が覚める。
ニュー『ごめんなさい。起こしちゃって。まだ時間あるので寝てて下さい』
休憩室に入ってきたニューくんにマヌケな寝顔をのぞかれてたんだ!!
『いや、いいの!……もう行かないと!それに早く仕事覚えなくちゃね』
あたふたと立ち上がる私の手首をギュッと掴んでニューくんは首を横に振った。
ニュー『それは困る。僕がヌナに教えることなくなっちゃうから……だからもう少しここにいて下さい』
バイト先に近所の焼肉屋さんを選んだのは憧れのオッパが働いているから。
(D.Oは実際焼肉屋さんでアルバイトしていました)
D.O『何?今日からここでバイトするなんて聞いてないんだけど』
だって言ったら反対するの分かってるもん。
D.O『あのなあ、焼肉屋ってけっこう大変なんだぞ?料理運べんのかよ?火傷することだってあるし、たまに変な客だって来るんだからな……』
言ってるそばから。
『すみませーん、新人のお姉さーん!』
酒に酔った男の子たちのグループがわいわいと私を呼ぶ声が。
『は~い、ただいま』
オッパに背を向けた途端。
後ろからグイっと腕を引かれ
D.O『俺が行くからいい!おまえは中で野菜でも洗っとけ!いいか?出てくんなよ。いいな!』
怒られてるんだけど
『はい……』
なんか嬉しい♡
私のバイト先はテレビのブラウン管を作っている工場だ。地味な職場なんだけど、なんで?!ってくらいイケメンの気になる先輩がいる。
『あ、ヒチョル先輩。おはよーございます』
しかしその先輩。
超イケメンなのにアニメとコスプレが大好きな少々変わり者でもある。
ヒチョル『おはよ。おまえ今日俺様が見た夢の話を聞きたいだろう?』
また唐突に何だろう。
ヒチョル『俺さ、いつもみたいにテレビのブラウン管作ってんの。そしたら急にブラウン管に吸い込まれてさ。テレビの中で『宇宙の大スター、キムヒチョルです』って自己紹介してんだよ。こわくね?』
思わず聞き返す。
『え?なんですかそれ?』
言ってる本人が首をひねっている。
ヒチョル『分かんね。俺くらいになると、もしかしたらそろそろ宇宙人にさらわれんのかな?』
知りませんよと言いながら思わず美しい笑顔に見惚れてしまう。
『宇宙の大スター』か。本当よく分かんない人。
けどなんか素敵な人♡
憧れのフラワーショップでアルバイトすることになった私。
バイトはいつも楽しいけれど中でも土曜日は一番楽しみな日だ。
ユウタ『おつかれー。今日もよろしくね』
理由はこの人。
花のようなヒーリングスマイルを放つ関西出身の優しいユウタ先輩。
土曜はのシフトはユウタ先輩とラストまで2人きりなのだ♪
ユウタ『あ、バラの棘取るの、俺やるからええよ』
ユウタ先輩は優しい関西弁でそう言うと私の手からバラの束を取り上げる。
ユウタ『女の子の手、傷ついたらイヤやん?』
バラの花束の向こうからのぞく王子様みたいな笑顔。
『でも……』
やっぱり一人でやらせるのは申し訳ない。
手伝いを申し出ようかと悩んでる私に
ユウタ『その代わり、今日終わったらご飯付き合ってくれへん?』
バラの山から顔を上げ真顔でユウタ先輩が言った。
ユウタ『一緒にご飯行きたい。あかん?』
見つめ合うこと数秒。
ユウタ『いや、なんか言ってって~』
ユウタ先輩は手にしたバラと同じくらい赤くなって顔を伏せてしまう。
『行きますっ……!ただ、びっくりして……だって……』
だってそんなの……ただのご褒美じゃないですか♡
新しいカフェでバイトを始めた私。
仕事に厳しいことで有名なムンビン先輩。
はじめは猫みたいにツンとしていて正直苦手だったんだけど。
ムンビン『仕事、慣れた?』
最近休憩が一緒になることが多くて。
『はい。まだまだ失敗も多いですけど……』
気まずいながらも少しずつ話せるように。
ムンビン『だな。こないだもシナモンと間違えてカプチーノにコショウ振ってたし』
でも最近気づいた。
ムンビン『まあ、いいんじゃない?飲むの俺じゃないし』
この人、笑う時は子犬みたいに可愛い顔で笑うんだ。
ムンビン『休憩中くらい突っ立ってないで座れば?』
言うとムンビン先輩は席をつめ私が座れるスペースを開けてくれた。
『じゃあ、失礼します』
隣に座ると男らしい手が背もたれに回って一瞬ドキッとする。
ムンビン『大丈夫だよ。失敗したら『デキの悪い新人ですみません』って俺が代わりに謝ってやるから。気楽にやりな』
まただ。
この笑顔、私……確実に好きになってる。
私がバイトを始めたピザ屋さんにはイケメンで有名なジヌ先輩がいる。
どれくらい人気かっていうと。
ジヌ先輩に配達して欲しいと名指しで電話が入るほど。
ジヌ先輩はカッコいいだけじゃなく優しくて人当りもいいからまあ人気があって当然。
配達に出ていない時は中の仕事も手伝ってくれる。
ジヌ『この注文はピーマン抜きだよ』
こんな風に——。
『あ!すみませんっ……』
ピーマンを持つ手を後ろからおもむろに掴まれて思わず心臓が跳ね上がる。
ジヌ『あとは焼くだけだね』
ジヌ先輩はピザをオーブンに入れるとピーマンを棚に戻してまた接客に戻ってゆく。
テイクアウトのお客さんの注文を取る耳に心地良い甘い声。
思わずまた見つめてしまう。
視線に気づかれたのか不意にジヌ先輩が振り向く。
悪戯な笑顔で唇が微かに動いた。
ジヌ『ピザ、焦がすなよ』
アイドルになりたくて始めたカタログモデルのバイト。
勉強にはなるけど自分より綺麗な人なんてたくさんいて。
自信を喪失する日々。
そんな時。
撮影現場で同じ夢を抱いて頑張っている先輩と出会って意気投合した。
ソンウ『よ!元気にしてた?』
それがソンウ先輩。
そんなソンウ先輩ついにオーディションを受けるらしい。
テレビをあんまり見ない私でも知ってる国民的アイドルを生み出す番組だ。
『そのうちこんな風に簡単に会えなくなるかもですね』
いつもみたいに。
向かい合ってカフェでお茶しながらふと口にしていた。
ソンウ『やめろよ。状況が変わったからって俺が変わると思う?』
心底安心する優しい笑顔。
だからこそそう思うの。
この人は特別。
私が一人占めしちゃいけないみんなのアイドルになる人だって。
バリスタを夢見てアルバイトを始めたカフェには。
イケメンで有名なバリスタのウソク先輩がいた。
そのカッコよさたるや。
彼の淹れるコーヒー目当てに毎日女性客の行列ができるほど。
だけどウソク先輩。
ウソク『こら新人、ボーっとすんな』
後輩の私にはなかなか怖い人で……。
ウソク『俺が教えるって言ったからには完璧に覚えるまで帰さないからな!』
完璧主義者でストイック。
『はい……すみません……』
しかし疲れがたまっていたのか今日は——。
ウソク『おい、大丈夫か?……ちょっ……おいっ!』
まさか仕事場で気絶するなんて。
目を覚ますと休憩室のソファーに寝かされ。
頭には冷たいタオルが乗せられていた。
そして——。
ウソク『ごめんな。具合悪かったの気づいてやれなくて』
いつもは冷たいウソク先輩が少年のような顔でこっちを覗き込んでる。
『すみません……お店は……』
時計を見るともうお店はとっくに閉まった時間だ。
『ずっとついててくれたんですか……?』
ウソク先輩はやっといつもの調子を取り戻し私に上着を被せると言った。
ウソク『当たり前だろ。帰さないって言ったのは俺だ。だから帰りは俺が家まで送って行くからな』