ポチャとはビニールシートの屋台のことを指し、韓国では「ポジャンマチャ(포장마차)(布張馬車)」と呼ばれています。
韓国ドラマによく出てくる風景で、お酒や料理を座って食べる屋台です。
韓国にはポチャ(屋台)が集まったエリアがありポチャ通りと呼ばれています。
※韓国の屋台には「ポジャンマチャ」と「ノジョム(노점)(露店)」の2種類があり、テイクアウトまたはその場で立ちながら食べる屋台は「ノジョム」。
韓国では飲み会の締めとして「ポチャやってく?」という流れになるのが主流です♪
焼酎を飲むと体がポカポカしてくるので、特に寒い冬はポチャで焼酎を飲むのが定番コース。
また、ドラマの世界に入ったようだと韓流ファンにも人気のスポットです。
営業時間は一般的に夕方の5~6時ごろから深夜0~4時ごろまでが多いようです。
ポチャでの支払いは現金のみの場合が多いので、前もって準備して行くと安心ですよ♡
漢江のすぐそば、江辺エリアにある屋台街。
にぎやかな鐘路(チョンノ)3街や永登浦(ヨンドゥンポ)とは違って、ゆっくり静かに飲みたい方におすすめのポジャンマチャ。
外から見えないように目隠し用の「すだれ」をかけてくれていますので、ちょっとした個室感覚で屋台を満喫できますよ!
屋台のビニールシートには1から順番に数字がついていますので、わかりやすいのが特徴です。(お店の番号)
東ソウルターミナルがあるため、流動人口が多い江辺駅周辺。
ちょっと足を止めて、一杯飲むのもいいかもしれませんね♪
たくさんのメニューがあり迷いますが、もっちりとした米トッポッキが人気のようです。
▪️住所:관진구 광나루로 56길 86 구의공원
▪️アクセス:地下鉄2号線 江辺駅 1番出口すぐ
▪️価格帯:約3,000ウォン~10,000ウォン
(メニュー:ホルモンやコムヂャンなどの炒め物約10,000ウォン、グクス(温麺)やトッポッキ約3,000ウォン、焼酎約3,000ウォンなど)
▪️営業時間:18:00~2:00(営業しているお店が一番多い時間帯)
空港からのアクセスが良好で、大きなホテルが集まる麻浦のポジャンマチャです。
麻浦のホテルに泊まる方だけでなく、駅がすぐ近くなので遅い時間まで楽しめるスポットになっています。
ヨムリ小学校側の路地にある素敵な屋台街は、観光客だけでなく地元の方にも人気のお店です。
地元の人たちに交じって、屋台デビューはいかがでしょうか。
メニューはいろいろありますが、そのなかでも人気のメニューはカルグクス。
日本のうどんのようなカルグクスは、肌寒くなる冬の季節にピッタリです♪
焼酎と一緒に食べれば体もポカポカ。
屋台をはしごして、カルグクスの食べ比べもいいかもしれませんね。
▪️住所:ソウル特別市 麻浦区 塩里洞
▪️アクセス:地下鉄5号線 麻浦駅 1番出口すぐ
▪️価格帯:約3,000ウォン~17,000ウォン
▪️営業時間:18:00~2:00ごろ(営業しているお店が一番多い時間帯)
2号線新大方駅の2番出口と3番出口の両側で営業しているためアクセスがとても良い場所です。
学校などが近くにあるため、若者も多く賑やかなイメージ。
ポチャ通りは駅の出口のすぐ前に位置しており、手頃な価格で焼き鳥などが食べられますよ。
※焼き鳥は大きな肉が串に刺さり2本で4,000ウォン。
お店は完全な屋外ではなく、屋内屋台のような感じです。
川辺を眺めながらお酒が飲めるポチャは、風情が楽しめる人気店。
季節によってメニューが変わるお店もありますので、いつ行っても楽しめそうですね!
▪️住所:ソウル特別市銅雀区新大方道
▪️アクセス:地下鉄2号線 新大方駅 2・3番出口
▪️価格帯:約2,000ウォン~15,000ウォン
(メニュー:おでん2,000ウォン、卵焼き(계란마리)(ケランマリ)8,000ウォン、マッコリ3,000ウォン、ビール4,000ウォンなど)
▪️営業時間:11:00~3:00ごろ
「国会議事堂」や「63ビルディング」、証券会社や放送局などが集まる汝矣島エリア。
この一帯は空港と都心部の中間に位置し、ホテルも多くアクセスの良さで人気です。
忙しくサラリーマンが行きかうイメージの汝矣島ですが、ポチャ通リとしても有名な場所。
オフィス街のため、夜になると仕事が終わったサラリーマンの姿をよく見かけます。
地元の人に比べてあまり多くないのは観光客。
そのためお店には、外国語のメニュー表記がない場合もあります。
屋台定番の「コマッ(꼬막)」や「タクットンチッ(닭똥집)」も置いてありますよ。
※コマッは日本語では灰貝と言い日本のアサリに似た味の貝、タクットンチッは砂肝炒めです。
▪️住所:영등포구 여의나루로 76 한국거래소
▪️アクセス:地下鉄5号線 汝矣島駅 5番出口すぐ
▪️価格帯:料理は15,000ウォン、17,000ウォン、20,000ウォンなど
▪️営業時間:~3:00ごろ
汝矣島と同じくオフィス街の永登浦もポチャで有名なエリアの一つ。
永登浦市場交差点、タイムスクエアを背にした100mほどの場所にあります。
夜になると屋台で埋め尽くされる駅前は日本では見ることができない風景。
全体的にメニューの種類が多いので、何を食べようか迷ってしまいますね♪
その中でも人気メニューはムール貝のスープやサザエ。
お酒と一緒に食べたら最高ですね!
ただし観光客が少ないため、メニューなどは韓国語のみの屋台が多いです。
周りを見て「隣と同じものを」と頼んでみるのも屋台の楽しみ方の一つかもしれません。
▪️住所:영등포구 영중로 20
▪️アクセス:地下鉄1号線 永登浦駅 6番出口すぐ
▪️価格帯:炒めもの10,000ウォン、トッポッキやスンデなどの間食系3,000~5,000ウォン
▪️営業時間:18:30〜01:30ごろ(曜日によって変更あり。)
▪その他:テーブルの代わりに、プラスチック製の椅子に大きな皿をのせてセッティングしてくれます。
駅から近くアクセス良好で、いつも賑わっているので初めて訪れる方もすぐに見つけられると思います。
まるでビアガーデンのように並べられた席は、乙支路の屋台通りの独特な雰囲気を醸し出しています。
最近の若者に人気を集めている乙支路。
その中でもノガリ路地は以前から有名で、中高年層に人気がありました。
メニューにあるノガリはタラの幼魚で1匹1,000ウォン。
おつまみに最高です。
路地の中のテーブルには、幅広い年齢層の方がお酒と食事を楽しんでいる風景が見られます。
SNSの屋台聖地としても有名なのでぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。