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日本人には少し理解しにくい、朝鮮半島の「南北関係」をテーマにしている映画

アップデート : 2019-08-20

世界唯一な分断国家が抱えている悲しい歴史。 1950年6月25日、朝鮮民主人民共和国が“嵐”という作戦名で 北緯38度線を宣戦布告もなく大韓民国を侵略し勃発した戦争「6.25戦争」 1953年7月27日停戦協定が締結されるまで3年1ヶ月間続きました 世界史の中でも異例に長期休戦で記録されてます。

あいさつ

今回は日本人としては少しは共感しずらいかもしれない
「南北関係」をテーマとした映画を紹介しようと思います。
現在も誰かには現在進行形かもしれない悲しい歴史を描いた映画です。
よろしければ是非。見てみてください。

1.쉬리(シュリ)

쉬리(シュリ)は韓国でとても話題になった映画です。
映画の名前は朝鮮半島の在来魚類である”쉬리(シュリ)”から来たそうです。
ジュンウォンは結婚を約束した女性に特殊な秘密要員である自分の仕事を隠している。
ある日、武器密売組織から情報を提供するとの提案をもらう。
しかし、提供を約束した彼が狙撃され死亡。ジュンウォンは狙撃した人物が北朝鮮最高の狙撃者イ・バンヒのに気づく。

北朝鮮、特集要員は韓国に侵入。新素材液体爆弾CTXを確保しようとする。
南北サッカー試合が行う日に爆弾を爆発させる算段だった。

彼らの計画を止めようとしたジュンウォンたちはイ・バンヒと出会い、結婚を約束した女性がバンヒだったのに気づき、二人は互いに銃を向ける。
南北分断の状況を背景にした映画で
悲しいラブストーリーを描いた映画です。

南北に分かれ、互いを恨みあっている
悲劇な歴史を考えさせる映画でもあります。

2.태극기 휘날리며(ブラザーフッド)

쉬리(シュリ)の”ジャン・ジェギュ”監督が作った映画です。
チャン・ドンゴン,ウォンビン主演の韓国戦争をテーマにした映画。

韓国としては初の超大作映画です。
監督曰くプライベート・ライアンを狙ったと。

莫大な予算をかけた戦争映画であるため、
血だらけの死体や地雷爆発による足の切断、戦争の後遺症による拳銃自殺など
華麗な戦闘シーンに主点を当てるのではなく、戦争により人間の生涯がとこまで壊されるのかを見せようとした映画です。
リリーズまでに韓国戦争に参戦していた方達のために、特別試写会を開きましたが、試写会に参加された方達は、この映画を結末を見て当時を思い出し涙を流しました。
ちなみに、映画のモチーフになったのは「戦争記念館」にある”兄妹の像”の実話と”チェ・スンガブ”一兵の遺品だそうです。

3.공동경비구역 JSA

2000年にリリースした、あの有名な”パク・チャヌク”監督の映画です。

”パク・サンヨン”の長編小説《DMZ》を原作とした南北の警備にあたる軍人の間で起こった悲劇のお話です。
DMZ(非武装地帯)捜索中地雷を踏んで列からはぶられたイ・シュヒョク兵長(イ・ビョンホン)は北朝鮮軍曹オ・ギョンピル(ソン・ガンホ)と戦士ジョン・ウジン(シン・ハギュン)の助けで一命をとりとめる。

これをきっかけに3人は仲良くなり、イ・シュヒョク兵長は軍事分界線を渡って彼らに会いに行く。

ある日、その場面を他の軍人にバレてしまい3人は互いに銃を向ける。
南北将兵の間に叶えられない友情を描き、分断の悲劇を表している映画です。

とても直観的な設定だったため、学校の授業でも使われたりとかもします。
実際高校1年生の国語の教科書にも載せられています。

まとめ

今回は3つの映画を紹介させていただきました。

戦争そして分断による離別。
とても悲しいことで二度と同じ歴史が繰り返されてはいけません。

ぜひ、一度この中の1つでも見てみてください。

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