みなさん、こんにちは!
韓国の伝統や文化が大好きなuniiic26です♪
何度も旅した韓国で一度韓屋を利用して以来、その魅力にハマってしまいました。
趣のある伝統家屋で、まるで時間が止まったかのように、のんびりとくつろげる韓屋。
韓国ならではの体験をしたいという人にはもってこい。
今回はそんな韓屋ステイにぴったりの宿泊施設をご紹介します!
ぜひご覧ください!
「韓屋」(한옥)の特徴やおすすめの過ごし方を紹介します。
「韓屋」とは伝統的な建築様式で建てられた家屋のこと。
瓦屋根の家と藁葺き屋根の家があり、一般的には瓦屋根のものを指すことが多いです。
韓屋の一番の特徴は、「オンドル」。
韓国独特の暖房、オンドルがあり、床下で焚く火で部屋全体を暖めるようになっています。
宿泊施設に限らず、飲食店でもオンドルがあるお店もありますよね。
このオンドル、体験してみると、かなり暖かいんです。
日本でいう床暖房よりも、もっと室内全体がポカポカする感じです。
冬は日中でも氷点下の日もあるなど、極寒の韓国。
オンドルは元々冬の寒さが厳しい韓国北部で使われていました。
そして韓屋の特徴の一つでもある板の間。
こちらは韓国南部の建築様式で、地面からの熱や湿気から逃れるための工夫です。
韓屋は地域ごとの特徴を合わせて今の様式になったそうです。
年間通して韓国の季節に対応できるよう工夫がされているんですね。
韓屋と言っても、実は当時の身分によって様式が異なっているのをご存知ですか?
瓦屋根と藁葺き屋根のものがあるんですが、この違いは身分の差。
かつての上流階級だった両班は瓦屋根で装飾が施された立派な屋敷に住んだそうです。
そして庶民は、夏涼しく冬暖かいといった機能的な藁葺き屋根の住居だったとか。
韓屋と言われてイメージするのは一般的には瓦屋根だと思います。
立派な造りの韓屋は、時代が流れても昔の趣のまま現存しているんですね。
ホテルにはお風呂、トイレ、冷蔵庫やテレビなど、一通りの設備が備わっていて、
フロントにはスタッフが常駐しているのが一般的です。
韓屋はホテルではなく、基本的にゲストハウス。
ホテルのように、設備が当たり前に揃っている施設ばかりではありません。
例えば、お風呂やトイレは共同、冷蔵庫やキッチンも共同、テレビも共有スペースで、といった感じです。
施設によってその内容は異なりますが、設備の面で考えると、
何でもあるホテルほどは便利ではないかもしれません。
そんな韓屋の利点は、宿のスタッフや他の宿泊客とのコミュニケーションが図れるところ。
韓屋の収容人数は多くても数十人。
スタッフは1〜2人いう宿も少なくありません。
規模が小さいので、サービスもアットホーム。
手作りの朝食が無料でついていたり、旅の相談にのってくれたり…。
人と人との距離が近くて、仲良くなれるのはゲストハウスの良さですね。
ソウルにはいろいろな場所に泊まれる韓屋がありますが、その中からおすすめの宿をご紹介します♪
近代的な街並みとひっそりと建ち並ぶ韓屋の景色が特徴的なソウル。
景福宮のほど近くにある北村韓屋村には、朝鮮王朝時代に両班が暮らしていた韓屋が今も残っています。
北村には韓屋ステイができる施設がたくさん。
こちらは韓屋ホテルで、ラグジュアリーな雰囲気が漂っています。
名前の通り、王宮をイメージして作られたというホテル。
朝鮮王朝時代の趣と西洋の雰囲気を融合した造りが魅力的です。
伝統的な造りだけど、モダンなスタイルで韓屋に宿泊したことがない人も、
安心して利用できそう。
ソウルからはバスで約3時間。
ちょっと足を伸ばして、いつもとは違った旅を楽しめそうですね。
その中にある「孝宣堂」は、かつての住居をリノベーションしたゲストハウスです。
本館の「アンチェ」、別館の「ピョルチェ」、客間の「サランチェ」の3つが並んでいます。
シャワーやトイレ、キッチンは共同で、Wi-Fiも共同スペースで利用できます。
オーナー夫婦は韓屋や北村の魅力を知ってもらいたい、とゲストハウスを始めたとか。
ゲストハウスならではの交流やもてなしが体験できるのは嬉しいですね。
「孝宣堂」の周りにはおしゃれカフェや散策スポットが目白押し。
安国駅からも徒歩約3分と、観光の拠点にもぴったりです。