皆さんこんにちは。
韓国文化を勉強中のsg_ieyです。
今回は韓国の「サム」についてご紹介します!
サムについて知る前に、まずはサムの歴史について調べてみました。
サムは韓国語で書くと「쌈」‘‘包む‘‘という意味になります。
サムの歴史は高麗時代にまでさかのぼります。
高麗の女性たちが「サムでご飯を包んで食べていた」という文献があるようです。
その後サムは‘‘節句料理‘‘としての地位を確立し、バリエーションも増加。
後の段落でも説明しますが、葉以外のもので包んだり、茹でたりと手を加えていったそうです。
最近では日本でも普及しているサムですが、アメリカでも普及しつつあるとのこと!
野菜と食べることで脂身でもすっきり食べることができるサムは、どの国でも人気になりそうです。
では実際にサム料理を見ていきましょう!
ますは~サムの種類~です。
ここでご紹介するのはサムとして使われる‘‘包む材料‘‘。
サムに使われる材料は葉野菜だけではありませんでした!
まずは人気No.1!
皆さんご存知‘‘レタスで包んだサム‘‘
「サンチュサム(상추쌈)」です。
サンチュというリーフレタスの仲間の葉の部分を使用します。
葉の先端が少し赤くなっているのが特徴です。
お次は‘‘白菜で包んだサム‘‘
「ベチュウサム(배추쌈)」です。
レタスの葉であるサンチュよりも歯ごたえがありそうです。
主に鍋料理の際に活躍するようです。
‘‘エゴマの葉で包んだサム‘‘
「ケンニプサム(깻잎쌈) 」。
エゴマはシソ科の植物で、エゴマから作られる『えごまオイル』は
現代人に不足しがちな栄養を補えると、注目の健康食品です。
‘‘カボチャの葉で包んだサム‘‘
「ホバキプサム(호박잎쌈)」
少しマイナーですがサムの中では人気の材料の一つ。
加熱してからサムとして食べる調理方法が一般的です。
お次は野菜以外のサム。
日本ではあまり見かけませんが、韓国では普及しつつあるようです。
‘‘海苔で包んだサム‘‘
「キムサム(김쌈) 」
日本でもご飯を海苔で包んで食べることがあると思いますが、その韓国版。
キムチなどの辛いもの、味付けの濃いものを具材として包むことが多いです。
‘‘スライスしたタコで包んだサム‘‘
「ムネオサム(문어쌈)」
とてもマイナーですが‘‘薄い魚のフィレで包んだサム‘‘
「エオサム(어쌈)」などもあります。
‘‘生の牛肉で包んだサム‘‘
「ポッサム(포쌈)」
こちらは肉のサム。
牛肉をサッと茹でてからサムにします。
野菜、魚、肉、これ以外にサムがあるのかとも思いますが、とても意外なものがありました…
‘‘キムチで包んだサム‘‘
「キムチサム(김치쌈)」
こちらはキムチそのものをサムにした料理。
具材は白飯や肉など、味の薄いものが多いです。