こんにちは〜!
最近韓国料理を作るのに夢中なkaulです。
韓国語を勉強しようと思ったとき、複雑なハングルを見ただけで心が折れてしまいそうに なりますよね。
韓国語の勉強は、まずハングルを覚えることから。
でも実は、漢字やひらがな、カタカナを自由自在に扱っている私たちの日本語に比べて、ハングルはとっても簡単なのです!
そこで今回は、ハングルで日本語のあいうえお順を書くとどうなる!?
というテーマでご紹介したいと思います。
書き方はもちろん、歌や発音、アプリも登場しますのでぜひ最後まで読んでくださいね〜!
まずは韓国語の文字であるハングルについて簡単にご紹介します。
ハングルは遡ること1446年、李氏朝鮮の第4代国王だった世宗(セジョン)大王が「訓民正音」として定めたものです。
発音するときの息の流れや実際の口の中の形をそのまま文字にしたことから、漢字のように複雑で難しい文字ではなく、
誰でも簡単に習得できる文字として使われ始めました。
ちなみにソウルの光化門には、世宗大王の銅像が建てられています。
国立ハングル博物館やハングルの日(毎年10月9日)などあります。
ハングルと世宗大王は韓国国民にとても親しまれていて、強い尊敬の念を持たれています。
韓国語の母音は全部で21個もあります。
日本語はあいうえおのたった5個ですので、日本人にとって韓国語はいかに発音が難しい言語であるかが分かりますね。
でも逆に言えば母音5個であいうえおの表が完成するので、ハングルでの日本語表記は意外にも簡単にできますよ〜!
韓国語の子音は全部で19個。
母音と子音の組み合わせでハングルが成り立っています。
ハングルの形
例えば、日本語の「橋、脚」を意味する韓国語で「タリ」。
書き方は、
ㄷ 子音d
ㅏ 母音a
ㄹ 子音r
ㅣ 母音i
다리dari タリ
となります。
一見複雑そうに見えても、ハングルさえ覚えれば簡単に読んだり書いたりすることができます。
それでは早速、日本語の「あいうえお」をハングルで表記する書き方を見ていきましょう!
あ い う え お
아 이 우 에 오
子音の「ㅇ」が全部ついていますね。
「아 이 우 에 오」の右側や下にあるのが母音のあいうえおです。
韓国語は必ず母音と子音がセットなので、このような形になります。
か き く け こ
(語頭)가 기 구 게 고
(語中)카 키 쿠 케 코
韓国語でkを発音する子音は「ㄱ」と書きます。
でもどうして2つの書き方があるのでしょうか?
韓国語では語中にかきくけこがある場合、濁音になってしまいます。
例えば、「구구」と書くと「クグ」と読みます。
そのため「クク」と読むには「구쿠」と書かなければなりません。
さ し す せ そ
사 시 수 세 소
韓国語でsを発音する子音は「ㅅ」と書きます。
母音と組み合わせればさしすせそになります。
ざ じ ず ぜ ぞ
자 지 주 제 조
濁音になると日本語ではざじずぜぞですね。
ローマ字にするとza zi zu ze zoですが、韓国語にはこの音がありません。
そのため「ㅈ」で表記するのが一般的です。
た ち つ て と
(語頭)다 치(지) 추(주) 데 도
(語中)타 치 추 테 토
韓国語でtを発音する子音は「ㄷ」と書きます。
かきくけこと同様に、語中では濁音になってしまいます。
例えば「도도」と書くと「トド」と読みます。
そのため「トト」と読みたいときには「도토」と書かなければなりません。
「ち」と「つ」は例外。
ローマ字でも「ti」ではなく「chi」、
「tu」ではなく「tsu」と一般的に表記しますよね。
韓国語でも子音「ㅊ」を使って「치」「추」と表記します。
ちなみに「ち」と「つ」は語頭でも語中でも同じ発音になります。
そのため、濁音で読む場合は「지」「주」と表記しなければなりません。
な に ぬ ね の
나 니 누 네 노
韓国語でnを発音する子音は「ㄴ」と書きます。
母音と組み合わせれば簡単に完成です!
は ひ ふ へ ほ
하 히 후 헤 호
韓国語でhを発音する子音は「ㅎ」と書きます。
同じく母音と組み合わせます。
ま み む め も
마 미 무 메 모
韓国語でmを発音する子音は「ㅁ」と書きます。
母音と組み合わせればもう簡単ですね!