# 釜山
# オデン
# オムク
# スープ
# 屋台
# レシピ
# お土産
# 市場

【韓国式おでん】釜山オムクを大研究!

アップデート : 2019-02-24

韓国の街中の屋台メニューとして人気が高いオデン、食べたことありますか?日本の練り物とは一味違う釜山の有名オデンを紹介します!

こんにちは!釜山在住のKate _Dです。

みなさんは、韓国式おでんは好きですか?
私は練り物全般大好きです。笑
我が家の冷蔵庫、冷凍庫には常にストックがあります!

今回は、韓国式おでん大研究と称して、
おでんの歴史や元祖のお店、
おでんを使った韓国家庭料理のレシピを
ご紹介したいと思います!

韓国式おでんとは?

写真のような、棒に刺さった、
細長い形が一般的ですよね。

韓国語では、어묵(オムク)といいます。
오뎅(オデン)ともいいます。
日本語のなごりですね。

今や、韓国のどこでも食べれるオムクですが、
どこが元祖かご存知ですか?

そう、釜山なんです!

では、韓国でおでんがどのように
人々に愛されるようになったのでしょうか。

元祖オムクのお店

1953年に、パク・チェドクさんという方が
水産業が盛んで魚がよく捕れる、釜山の影島(ヨンド)に作った、
オムク工場が韓国最古だと言われています。

その工場が、現在の「부산삼진어묵」(プサンサムジンオムク)
という店の1号店としてスタートしたそうです。
その後、ほかの地域にも広がっていき、
現在に至るそうです。

釜山は韓国でのオムクの発祥の地として、
名物の「釜山オムク」といわれるものが誕生したのです。



삼잔어묵の魅力

今も、釜山の影島(ヨンド)にある本店です。

サンジンオムクはソウル・明洞をはじめ、
韓国国内23店舗(百貨店内など)、海外には4店舗展開しています。

2013年に、現在3代目社長がこちらで
韓国オムク文化をもっと広めたいとの思いから、
元の工場を改装し、製造及び販売はもちろんのこと、
時間によっては、オムク歴史ツアーというものが
工場内で開催されるようになりました。

さらに買ったオムクをすぐに美味しく
食べることもできる施設も隣接されています。
写真のように、たくさんの種類があるのですが、
野菜やソーセージ、チーズ、カニカマなどが
入ったオムク、さつま揚げのような甘みのあるものもあります。
さすが、韓国という味のオムクは、
はやり青唐辛子が入ったものではないでしょうか。
「고추어묵(コチュオムク)」といいます。

爽やかな辛味と、すり身の甘さがマッチしていて、
ソジュ(韓国焼酎)やマッコリとも相性ばっちりです♡

スポット基本情報

オムクを使った韓国家庭料理

韓国オムクといえば、ダシの効いた
「어묵탕(オムクタン)」=「オデンスープ」が
今の季節にはピッタリです。

材料も家にあるもので、超簡単につくれるので、
ぜひお試しください!
【材料】

◆韓国オデン(日本の練り物でもOK)2人分
(※煮込むと水分を含んで大きく膨らむので溢れないようにご注意ください。)
◆ダシ汁(煮干し、昆布) 3カップ(約600ml)
◆玉ねぎ 1玉
◆長ネギ 2本
◆大根  5㎝幅分

◆薄口醤油 スプーン1杯分
◆ニンニク(みじん切り) 2片
◆青唐辛子 あればお好みで
◆唐辛子粉 あえばお好みで
◆塩コショウ 少々


【作り方】
①鍋に水と煮干し、昆布を入れて、7分程煮たせてだし汁を作ります。
(市販のおだしでも美味しくできますよ。)

②ダシ汁を作る間に、野菜を食べやすい大きさに切ります。
大根は、火が通りやすくするために、いちょう切りが便利です。
③ダシ汁が出来たら、まずは大根を入れて約5分ほど煮込みます。
④薄口醤油を1スプーン入れて、オムクタンの香りを出します。

関連記事