こんにちは。韓国在住のpbsm0109です!
もうすぐで今年も梅雨の季節がやってきますね。
韓国(特にソウル)は日本と比べて普段も雨の日が少ないので
「雨が降る日」が何だか特別な日のように感じます。
韓国では雨が降る日は雨の音や肌寒さ、それに気分の憂鬱などを考えると、
何故か食べたくなる食べ物があるんです!
どんな食べ物があるのか、ご紹介していきますね♡
この写真を見ただけで、雨の日と関係なく食べたくなっちゃうサムギョプサル!
なぜ韓国人たちが雨の日にサムギョプサルを食べたくなるのかというと、
肉が焼ける「パチパチ」という音が雨が降る音に似てるからという説があります。
音と関連付けるというのは、やっぱり情緒豊かな韓国ならではという気がします。
サムギョプサルって肉を焼くことも、こんな風に肉を巻いて食べることも結構忙しい食べ物だったりします(笑)
今度はどの葉っぱで包んで食べようかな~とか、
今度はこっちのナムルも一緒に巻いて食べてみよう♪
などと食べることに集中するうちに、雨の日の憂鬱な気分もいつの間にか吹き飛びます♡
日本人は「肉ならビールでしょ!」と考えるかも知れませんが、
雨の日にサムギョプサルならやっぱり「ソジュ」で乾杯したい!と韓国の人たちは考えます。
友達や会社の仲間たちと一緒にサムギョプサルを焼きながら、
ソジュをクイッと「ワンシャッ(イッキ)」したらもう気分は爽快です♪
韓国人の雨の日の食べ物で一番有名なのが「パジョン(チヂミ)」ではないでしょうか??
どうしてパジョンが韓国で雨の日の食べ物になったのかと言うと、
サムギョプサル同様に焼く音が雨の音と似ているからという説があります。
でも、もう1つは「買い物に行かなくても家にある材料で簡単に作れる食べ物だから」
という現実的な理由もあります。
確かにチヂミの粉さえ家にあれば、残り物の野菜を入れたりキムチを入れたりするだけで
美味しいパジョンが焼けるので雨の日のお手軽メニューとも言えます♪
韓国では雨の日のお酒として一番に「マッコリ」を思い浮かべる人が多いんです。
昔はマッコリは農作業をしている人たちがお茶代わりに飲んでいた「農酒(ノンジュ)」と呼ばれていて、
雨が降って農作業ができない日には「マッコリ」を酌み交わしながら天気の回復を待ちました。
そんな昔からの伝統もあり、雨の日には「マッコリ」というイメージが定着しているんです。
やっぱりパジョンとマッコリの組み合わせは最高です♡
パジョンは小麦粉でできていますが、マッコリの乳酸菌がパジョンの消化を助けてくれるので一石二鳥!
マッコリはヨーグルトジュースみたいに飲みやすいのですが、アルコール度数は高めなので飲みすぎ注意です(笑)
肌寒い雨の日には、ピリッと辛い刺激があって身体が温まる食べ物が食べたいと思います。
そんな時に、韓国の中華料理のお店にある「チャンポン」は辛くて熱くて雨の日にピッタリの食べ物♪
日本の「ちゃんぽん」は白いスープですが、韓国の「チャンポン」は真っ赤なスープなので
辛いのが苦手な人は全部食べるのはムリかも知れません。
でも、この辛さに慣れてくると病みつきになるから怖い(笑)
こちらの写真は、みんなでチャンポンパーティーですね(笑)
雨が降ったから今日はチャンポンを食べに行こう!と周りの人たちを誘って食べに行くのもいいですね♪
韓国のチャンポンも日本と同じように海鮮メインですが、
たまに海鮮と一緒に豚肉も入ったチャンポンもあります。
特に男の人たちには嬉しいガッツリの一皿です。
日本も寒い冬が近づいてくるとお鍋料理が食べたくなりますよね。特におでん鍋は最高!
韓国も気温が下がる雨の日には、芯から身体が温まる料理を求めて「おでん鍋」を求める人が増えます。
日本のおでん鍋との違いは、何と言っても「スープに青唐辛子が入っている」ということです!
スープの味は日本のおでんとそんなに変わらないんですが、
スープに青唐辛子のスーッとした辛さが加わることでスッキリとした味わいになります。
屋台などで食べる韓国おでんは、日本のように大根やたまご、コンニャクなどは入っていませんよね。
でも家庭で作る韓国おでんなら、こんな風に入れたいものを自由に入れて作ります。
ネギが加わることで色取りがキレイで、食欲をそそります。
スーパーで屋台にあるようなペラペラのおでんが買えるので、家庭で串に刺して料理しても◎
やっぱり、おでん鍋と一緒に飲むお酒は「ソジュ」でしょう。
おでんのスープのスッキリとした辛さと、ソジュのトロンとした甘さが絶妙なコンビネーション♪
韓国のお店で食べたい場合は、韓国風居酒屋に行くと大抵「おでんタン」という名前のメニューがありますよ。
次回の韓国訪問で雨が降ったら食べてみて♡