高いビルと走る道路の上の自動車、そして忙しげに働く人たち。私たちはあまりにも早いテンポで発展する現代を生きています。ソウルの都心、ここは昔と比べてなにひとつ変わってないところがありません。
しかし、少しだけ周りも見てみると都心の真ん中でも十分「韓国的な趣き」を感じることができる場所があります。
まさに韓国の歴史と趣を盛り込んだ古宮です。忙しく暮している今日のこの頃に長い歴史をそのまま感じることができる古宮ツアーを通じて余裕を感じて見るのはいかがですか?
ソウル古宮といえば真っ先に浮かぶ「景福宮」はソウル5大古宮の中心であり、朝鮮時代に建築された五つの宮の中で一番に初めて作られた古宮でもあります。
1395年に太祖李成桂(イ・ソンゲ)によって新しい朝鮮王朝の法宮として建てられた景福宮は5大宮殿の中でも最高の規模と美しさを感じることができます。
最近は景福宮の夜間開場が人気を集めてさらに多くの人がその趣を感じるために訪れています♡
しかし、最近注目しなければならない所は別にあります。
まさに50年ぶりに一般人に公開された「七宮」がその主人公。
七宮は朝鮮時代の王たちの母親である七側室の位牌が祀られているところです。
過去には大統領府を観覧した訪問客だけに公開した場所であるだけに『大統領府隣の秘密の宮殿』とも呼ばれてました♪
しかし残念ながら、この秘密の空間は一日五回くらい行われる「七宮特別観覧」を通じてだけ感想することができます。
安国駅4番出口を出て少し歩けばソウル都心の真ん中に位置づけられている『雲峴宮』。
名前を聞くとこんな古宮もあったんだと思うほど人々にとってはそれほど慣れていないところでもあります。
過去に比べて減った古宮の規模と華やかさよりは素朴さに近い古宮の柱や床では長い年月の跡が感じられる優雅な気品が感じられたりもします♡
実はこの雲峴宮って朝鮮後期の興宣大院君の実家であり、彼の次男である高宗が王位に就く前まで出生から成長まですべてを経験したところでもあります。
1864年に建てられ長い間黙々とその座を守り、歴史を抱いてきた雲峴宮で大院君は書院撤廃、景福宮再建、税制改革などの様々な事業を行ったりもしたので歴史的な意味がより深いです。
ともにチョクファビと高宗と明成皇后の嘉礼の模型などを鑑賞することができる小さな記念館もまた特別な見どころです。
雲峴宮は誰でも事前に予約をすれば、撮影および打ち上げ、伝統婚礼の場所としても利用できるというから一度訪問してみることをおすすめします♪
昌慶宮は世宗大王が太宗を接待するため1418年に建てた寿康宮を中心に、1484年に成宗が三人の王后を扶養するために建てた明政殿、文政殿、通明殿を通称してその名が付くことになりました。