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ドラマ「イカゲーム」がパキスタンで不評?その原因とは?

アップデート : 2021-10-20

世界中で大ブームとなっている Netflixドラマ「イカゲーム」。その一方で、なぜかパキスタンでは批判的な意見が上がっています。その理由とは?詳細をお届けします。

アリ役を演じた俳優アヌパム・トリパシに批判の声が…

世界中で大ブームとなっている Netflixドラマ「イカゲーム」。その一方で、なぜかパキスタンでは批判的な意見が上がっています。


その理由は、インド出身の俳優がパキスタンの労働者役を演じたことでした。


インド出身の俳優アヌパム・トリパシは、ドラマ「イカゲーム」の中でアブドゥル・アリ(No. 199)役を熱演。


“コリアンドリーム”を夢みて韓国に来たものの、働いていた工場でトラブルが発生し賃金を受け取っていない労働者を演じました。


しかし、問題なのはその演技力ではなく「インド人がパキスタン人の役を演じたこと」でした。


インドとパキスタンの関係はインド・パキスタン分離独立(印パ分離/印パ分断)と称されるほど、長年対立関係にあることで知られています。


そこには民族問題、主に宗教問題なども関係しており事の発端は1940年代にまで遡るという大きな問題。


そのため、パキスタンの視聴者からは「インド出身の俳優がパキスタン人労働者として出演していたのを見て、頬を殴られた気分だった」という声が。


また「韓国には実際にパキスタン人労働者が多いはずだが、あえてインド人をキャスティングする必要があったのか?」という声も上がっています。


アヌパム・トリパシは映画「国際市場で逢いましょう」など韓国映画にも多く出演している俳優で、韓国芸術総合学校に通うため2010年に韓国に渡り、すでに長い経歴を持っています。


そのため「流暢な韓国語を話せるため、キャスティングされたことはドラマにとって合理的なことであった」と擁護する声も上がっていますが、演技ではなく国籍や出身によって批判的な意見を受けてしまうのはとても残念に感じます。

 

参考情報元:인사이트

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