アップデート : 2020-10-21
先日、TWICE・ジョンヨンが新しいアルバムの活動に参加しないことが発表されました。その他にもTWICE・ミナやSEVENTEEN・エスクプスが活動休止を発表しています。では、なぜ韓国アイドルはこんなにも“活動休止”をする方が多いのでしょうか?
2020年10月17日、アイドルグループ・TWICEのジョンヨンが正規2集アルバムの活動に参加しないことを発表しました。
所属事務所・JYPエンターテインメントは、ジョンヨンがスケジュール進行について「大きな緊張状態と不安を抱えている」と説明。
健康状態を最優先に考え、安静と治療のために活動を一旦休止することを発表しています。
TWICEは以前、ミナも精神的な不安を抱えていることを理由に活動休止しています。
今年5月にはDAY6の一部のメンバーが不安症状を訴えているとし、舞台を見せることなくカムバック活動を終えています。
2020年1月にはMONSTA X・ジュホンも活動休止を発表。
2019年にも宇宙少女・ダウォンやSEVENTEEN・エスクプスが活動休止に。
これらのアイドル全てに共通しているのが「精神的な不安症状」です。
俳優やソロ歌手、芸人が活動休止の理由として「精神的な不安症状」を挙げることはあまり事例がありません。
一方、アイドルの場合は精神的な不安症状やパニック障害で活動休止をする人が後を絶たない状況。
その理由のひとつとして、プライバシー侵害やSNSなどによる悪質な書き込み問題があります。
しかし、それよりも大きな理由となっているのが「アイドルに完璧さを強要する世界」なんだとか。
韓国アイドルは世界のアイドルと比較しても、ダンスや歌が「完璧」であり、一糸乱れぬダンスが人気の理由のひとつです。
デビューをする時点で「完成形」の姿を見せることが必要であり、アイドルたちの精神状態は常に極限状態にあるのかもしれません。
また、韓国ではステージ上だけでなく、私生活や道徳的な面についても完璧さが求められています。
何か間違った発言をしてしまった場合は、すぐに多くの批判が殺到し、それを理由に活動休止する方も少なくありませんね。
現在、韓国芸能大手事務所を中心に所属アイドルたちは、定期的に心理カウンセリングを受けていることが伝えられています。
しかし、アイドルに完璧さを要求する世界が変わらない以上、精神的な不安症状を理由に活動休止するアイドルは増えていくことが予想されています。
K-POPアイドルも人間ですから怪我をしたり病気になったり事故にあったり。アイドル活動を休止しなければならなくなる場合があります。今日は病気や怪我で一時活動を休止したアイドルたち10名をまとめてみました。