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入籍=結婚ではない?日韓夫婦がぶつかる結婚の壁【日韓夫婦のリアル】

アップデート : 2021-10-16

プロポーズ→入籍=結婚(夫婦) 私たちの考えるごく普通の結婚ですよね?しかしお隣の国韓国ではこの《結婚》とはるかに違う《韓国式結婚の常識》があったのです… 実際に韓国に嫁入りし、肌で体験した韓国人との結婚のリアルについて赤裸々にお伝えしていきたいと思います!

韓国での結婚トラップ? 入籍したのに早く結婚しろと言われる

冒頭からお分かりの通り、韓国では【結婚】 と【入籍】には大きな認識の違いがあります!

 

私は、韓国人の旦那と4年程の遠距離恋愛を経て結婚しました。

 

結婚に至るまでに韓国生活も経験し、彼のご両親との仲も好調。

 

“結婚する”と報告した時も全く反対されず、いとも簡単に【入籍完了】

 

しかし。

 

役所で婚姻届けを提出したその日に、シオモニから“ところでいつ結婚するの?”と聞かれました。

 

さっき提出したあの紙(婚姻届け)は何の書類だったんだ… 

 

知っている方もいるかも知れませんが、国際結婚に必要な書類ってとーっても多いし挫折しまくりなのですが、、、

 

この苦労を経てようやく結婚にたどり着いたのに今私達は結婚関係ではないのか…?(笑)

入籍したのに“ヨジャチング”と紹介される

入籍後、シオモニと一緒に近所のスーパーにお買い物に出かけた時の話です。

 

偶然シオモニのお友達とお会いしたので挨拶をしたのですが“息子のヨジャチング(彼女)”と紹介されたのですㅜㅜ

 

その時はまだシオモニが心の整理がついてなくて“うちの嫁”と言えなかったのかな?なんて思ったのですが旦那の友達と数人で遊んだ時のことです。

 

旦那が私のことを“妻が~”と言ったら“まだ妻じゃないでしょㅎㅎ”と友達に言われたんです…(正直結構ショックだったㅠㅠㅋㅋㅋ)

 

しかしこの時ようやく私は確信しました!

 

婚姻届けを提出しただけでは嫁(妻)の名称にはならないのだと…!!

入籍したのに一緒に住むのを反対される

私の一人暮らしの家の契約期間が残っていたので、入籍してからも数カ月はお互い別で生活する計画だったのですが、旦那の地方転勤が急遽決まり、予定よりも早く一緒に住み始めることに。

 

と言っても旦那の地方転勤に妻が着いていくのも普通のことですよね?

 

しかしここでも立ちはばかる結婚トラップ!!

 

無事地方への引っ越しが終わりシアボジがねぎらいのカカオトークを送ってくれたのですが“まだ結婚前なのに苦労させてごめんね”と こちらもやはり相変わらずの結婚前設定(笑)

 

そしてシオモニのお友達には“一緒に住むなら早く結婚しなさいよ~”と結婚攻撃に(笑)

“結婚式はいつか?”と聞かれる

ここまでで勘の良い方はお気付きかもしれませんが、韓国では婚姻届けはただの書類であり一般的に“結婚した“関係には判断されないのです。

 

※もちろん正式な書類上は結婚関係のある夫婦とみなされる為あくまでも認識上の話

 

婚姻届けを提出=入籍=結婚=私たち夫婦♡という考えにはなりません。

 

そう、韓国では【結婚式】が重要なのです!!

 

結婚式をすれば夫婦として認められ(認識され)、結婚したと言えるのです!(ややこしい)

 

それゆえ韓国では入籍した日ではなく、結婚式をした日を結婚記念日とする人が多いです!

“結婚式をしたくない”と言うと変人扱いされる

日本では結婚式を挙げるか挙げないかは当人たちの自由であり、少人数の家族婚や写真だけという夫婦も多いですよね?

 

私はというと、人の結婚式は行きたい!自分のは挙げたくない!という考えでした(あくまで個人の意見です)

 

しかし、この考えを旦那に話したところもうびっくりするくらい旦那が落ち込んでしまったんです、、

 

後日友人にその話をしたところ、それは旦那が可哀そうだ…と責められました(笑)

 

このように結婚式を挙げたくない!という考えは個人の自由なので問題ないのですが、伝え方によっては人を傷つけてしまう恐れもある為、意見交換の際には注意してください!(笑)

結婚式をしない選択肢はない!!!!

現在コロナ禍ということもあり、私たちは現実的な結婚式の予定やプランなどはたっていませんが、【結婚式をしない】という選択肢は間違いなくないでしょう。

 

結婚式をすることで《私たちは夫婦になります、結婚します》という報告をし、結婚式をすることで参列した方々に私たちを《夫婦として認めてもらう》という大事な意味があるそうです。

 

韓国で結婚生活を送るためには絶対クリアしなければいけないミッションということですね…!

新居さがし、買い出しは家族同伴も?

ひょんなことから旦那のご両親と同居生活を経て、現在は旦那と2人暮らしをしているのですが、この家の契約を旦那と2人で済ませたら大騒ぎ(笑)

 

シオモニは心配して入居前に3回も家に来ましたし、引っ越し前の買い出しは旦那のお姉さんがはるばる地方から来てくれてイケアツアーに(笑)

 

引っ越しは業者ではなくシアボジが手伝ってくれました!

 

私の家は特に“ウリ家族!”が強いので基本的には何でも一緒です!

 

引っ越し後の住所変更手続きなどもシオモニが一緒に来てくれました(笑)

 

過保護と思われるかもしれませんが、これが我が家の愛情表現です^^*

 

もちろん必要以上は干渉しない!という家庭も多くありますが、我が家の様なスタイルも珍しくはありません!

文化の違いはあれど愛でなんとか乗り越えよう!(笑)

国際結婚の壁は文化や言語だけではなく、元々当然だと認識している事の違いも大きいと確信しました。

 

色々考えさせられることもたくさんありましたが、すべては愛あるゆえです(笑)

 

家族のことも、夫婦のことも愛するウリ家族!と考えれば自然と丸く収まるものです♡

 

初めは“結婚式がまだなのに…”とは思っていた旦那のご両親も、コロナ禍での国際結婚ということもあり今では完全に理解してくれ、ウリミョヌリ(うちのお嫁さん)と言ってくれています!

 

これからも波乱の韓国嫁ライフだと思いますが頑張って精進してまいります!

 

我が家のお話についてはまたお話しできればと思います~^^*

 

【韓国での結婚】が少しでも身近に感じてもらえたら幸いです♡

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