アップデート : 2021-04-15
都心部でも田舎でも、韓国の街中では絶対に見つけることができるチキン屋さん。でも、なぜこんなにも韓国にはチキン屋さんが多いのでしょうか?その理由を有名料理研究家・ペクジョンウォンが明かしました。
韓国を訪れた際、街中にあるチキン屋の数に驚いた方も多いのではないでしょうか?
チキン屋の並びに他のチキン屋があるなんていうことも珍しくなく、チキンは韓国の国民食とも言われています。
しかし、なぜこんなにも韓国にチキン屋が多いのか気になりますよね。
今回、有名料理研究家のペクジョンウォンがその理由について明かしました。
4月14日に放送されたSBS「ペクジョンウォンの路地裏食堂」では、ソウル・九老区にあるチキン屋の話題に。
そこで明かされたのが韓国にあるチキン屋の数。
なんと、韓国全土にはチキン屋が8万7000件あるとのこと。
この数字だけではピンと来ませんが、世界的に有名なファーストフード店・マクドナルドの場合は「全世界の店舗数」が3万8000件です。
そのため、マクドナルドの全世界の店舗数の2倍以上、韓国にはチキン屋があるという計算に。
韓国にチキン屋が多い一番の理由として、開業コストがとても安いことが挙げられました。
カフェの開業コストは1億2000万ウォン(約1200万円)、トッポッキなど粉食店の場合は6400万ウォン(約640万円)、そしてチキン屋の場合は5716万ウォン(約571万円)が相場になります。
これはチキンチェーン店に加盟した場合の金額で、個人でチキン屋を始める場合にはさらに安く開業することができます。
またチキン屋は出前(宅配)として利用する方も多いため、カフェのように大きなスペースを必要としないのも特徴。
そのため、家賃が高額な繁華街に出店する必要はなく、とりあえず賃料が安い物件を探すことができればOK。
開業コストの5716万ウォン(約571万円)のほとんどはキッチン設備にかかる費用で、店内の派手なインテリアや凝ったデザインも必要ではありません。
最近ではとってもおしゃれなチキン屋も増えていますが、意外な理由で韓国にチキン屋が多いことが分かりましたね!
ちなみに、日本でも最近唐揚げ店が急増中。
閉店したタピオカ店を唐揚げ店に改装するお店が増えており、こちらもやはり開業コストがとても低いのが理由と言われています。
参考情報元:위키트리
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