アップデート : 2021-10-01
韓国で運用が検討されている“空飛ぶタクシー”によって、金浦空港からソウル都心までわずか20分で移動できることが明らかとなりました。詳細をお届けします。
韓国・国土交通省は9月27日、国内都心航空交通(UAM)商用化サービス運用戦略を盛り込んだ「韓国型都市航空交通(K-UAM)運用概念書1.0」を発表。
UAMとは、電動垂直離着陸機(eVTOL)などを利用する航空交通体系のことであり、空飛ぶタクシー(エアタクシー)が代表的なサービスです。
UAMは中高度300~600mを飛行しますが、小型無人機よりも150m高く、一般的なヘリコプターよりは300m低いため衝突の危険性はありません。
またヘリコプターとは異なり、滑走路なしで都心の交通要地に専用の離着陸場を設ける計画で、バス停のように活用が可能。
その時速は130kmと推測され、実用化されれば金浦国際空港からソウル都心部までをわずか20分で移動することが可能になります。
まずは2025年の運用を目標としており、今年11月には2回目の飛行実験を行うとのこと。
これらの計画を実現するためにはインフラと制度的装置の準備が同時に進行する必要がありますが、近い将来、渋滞を気にせず空を移動できる日も来るかもしれませんね。
参考情報元:UPI뉴스
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