アップデート : 2020-05-14
新型コロナウイルスの流行により世界で起きた買い占め現象。しかし韓国では大規模が買い占めが起きなかったと言われています。果たしてその理由は?そして思わずびっくりしてしまう韓国の出前文化とは?韓国在住の筆者が実体験も交えてお伝えします!
新型コロナウイルスの流行によって世界各地で起きた買い占め現象。
実は韓国ではそれほど深刻な状況ではなかったのです。
どうして韓国では買い占めが起きなかったのか、そしてどのような状況だったのか詳しくご紹介します!
韓国でも一時マスクや消毒剤の買い占めという現象はありました。
しかしその後マスクなどは政府が買い上げたため、大きな買い占めは起こらなくなりました。
またお米、紙類、ラーメンなどのインスタント食品に関しては目立った買い占めは起こりませんでした。
買い占めが起こらなった1つの理由と言われているのが、オンラインマーケットの普及です。
韓国では前日購入すると翌日には家の前に食料品が配送されるショップがほとんど。
韓国あるあるで「パリパリ文化」というものを聞いたことはありませんか?
パリパリとは韓国語で「早く早く」という意味。
こうした気質が生活にも根付き、オンラインマーケットも早くなったのだとか…?^^
韓国のオンラインショップの売上市場の割合は世界トップレベル!
最近では夜中に配送、朝には玄関前に配達してくれるというサービスも登場!どこまで早くなるのやら…
筆者もたびたび使っていますが、本当に楽!そして野菜や精肉、魚介はもちろんですが
パンやケーキなどもひとつのショップで多様なお買い物ができるのもオンラインマーケットならでは!ですよね。
そのため店舗で買いだめせずとも、いつでも手に入るという意識があったのでは?と推測されています。
またもう1つ言われているのが、「南北戦争が関係しているかもしれない」ということです。
その昔、いつ飢えるかわからない戦争下に置いては買占めがひどかったと言われています。
それに比べると今回のコロナ危機は人々にとってそれほどの脅威では無かったのでは?と予測されています。
もともと利用量が多い韓国のオンラインマーケットですが、この3月は利用量がさらに増加!
またリモートワークの普及などもあり、タブレット、パソコンなどの電子機器が販売される割合も増加しました。
最近は日本でも出前メニューが増えてきましたよね。
実は韓国では何十年も前から出前が盛んだったのです!
チキン、ピザなど日本でも定番のものをはじめ海鮮鍋やサムギョプサル、ユッケや刺身
しゃぶしゃぶ、さらにはアイスクリームやコーヒーなど日本ではなかなか見られないものも可能なんです。
外出自粛中でもこの文化が役立ったと言われています。
発達したオンラインサービス、そして過去の経験などから起きなかったのではないかと予想されています。
何はともあれコロナがはやく落ち着くことを願っています!