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日本の1人暮らしと韓国の1人暮らしってどう違うの?

アップデート : 2020-03-07

飛行機で数時間という近い国・韓国。 近いから文化も似ているのかな?と思いきや、1人暮らし1つをとってもいろいろな違いあるようです。 今回は韓国の1人暮らし(家事情)を大特集!お金のことや設備のことなどまとめて見ていきましょう。 これから韓国留学などを考えている方も必見です!

日本と韓国の一人暮らしは違う!?

日本の1人暮らしと韓国の1人暮らしってどう違うの?
出典:

学校のため、仕事のため春から一人暮らし!という方も多いのではないでしょうか?

またこれから韓国留学を考えている!という方もいらっしゃるかと思います。

そんな時気になるのは韓国のお家事情!

日本の一人暮らしと韓国の一人暮らしは違う?お家の形式は?などなど。

気になる韓国の一人暮らし、お家についてご紹介します!

1. 前金制度

日本の1人暮らしと韓国の1人暮らしってどう違うの?
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敷金礼金という言葉を聞いたことはありませんか?

これは家を借りる時などに使われる言葉です。

敷金は借りた部屋を出る時、もし破損などがあった場合それを修復するために使われるお金です。

相場は家賃1ヶ月分ほどで、これを入居時に払います。

退居時に現状復帰にかかったお金を差し引き、残額は戻ってきます。


礼金は部屋を借りるお礼として、大家さんに払うお金のことです。

相場はこちらも家賃1ヶ月分ほど、入居時に払います。

こちらはお礼として支払うもののため、基本戻ってきません。


では韓国はどうでしょうか?

韓国で家を借りる場合は大きく分けて、チョンセまたはウォルセ、そしてポジュングンというお金が発生します。


チョンセ(전세)は大金を大家さんに預けて数年家を契約するシステムです。

価格帯は幅広く1000万ウォンから高ければ25,000万ウォンを超える物件もあります。

基本2年以上の複数年契約です。

チョンセの最大特徴は退居時に預けたお金が基本全額帰ってくるということです。


大家さんは預けられた大金を使って資産運用などを行い、そこから収入を得ます。

そのため退去時にはお金が全額帰ってくるということが可能なんです!

ただ、大家さんは資金運用がしたいので、複数年契約ということが多いのが短期留学やワーホリではデメリットですね。


もう1つあるのはウォルセ(월세)。こちらは月々家賃を払うというものです。

日本の家賃と同じです。


そして最後に忘れてはならないのがポジュンクン(보증금 )、保証金です。

日本で言うところの敷金みたいなものでしょ〜

と思いきやこれが高い!!

ソウルの相場は安いところでも300万ウォンほどからがほとんどです。(これ以下でもあると言えるありますが、相当狭い家になるでしょう。)

こちらも退居時に部屋を傷つけていなければ戻ってくるお金です。


日本では最近敷金礼金ゼロ、そのかわり退居時に清掃費をもらう。

というところが増えていたり。

韓国では銀行の利子が下がり、チョンセはほぼ見かけなくなるなど前金制度はどちらも流動的です。

2. 周辺の人との関係

突然ですが、みなさんは隣近所さんのお顔を知っていますか?

日本では一軒家、そしてマンションになっても、お隣さんぐらいは知っているかもしれませんね。

何かあった時はお互い様、助け合うということもあり、引っ越した時には挨拶してちょっとした食べ物を渡すこともあります。


では韓国はどうでしょうか?

韓国もその昔は同じでした。

引っ越してきたら、隣近所の人たちにお餅を配るという文化があります。

しかし最近ではそれをめっきり見なくなったようです。

どんな人が周りに住んでいるのかは気になるものの、仲良く〜♪という感じは薄れているようです。


韓国のマンション(アパートと韓国では呼ばれます)は、1フロアの号室が少ないことも。

お高いところになれば、2つしかお家がないことも!

日本のマンションとは少し違いますよね。

こうなるとご挨拶をすることもあるようですが、通常のワンルームなどではなかなか知り合うことはなさそうです。

でも、日本も最近では同じですよね?(´・_・`)

3. 浴室

日本の1人暮らしと韓国の1人暮らしってどう違うの?
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次は浴室を見ていきましょう!

日本ではトイレと浴室は別、というのが基本かと思います。

お風呂場に一緒にあるといえば、ドアで隔てて洗面台、脱衣所といったところでしょうか。


一方で韓国はというと、シャワー、トイレ、洗面台が全て同じ空間にあります。

 

個人的にはこれがちょっぴり悲しい…。

というのもトイレの時寒いんです 笑

(でも部屋に戻れば暖かいオンドル(床暖房)が待ってるんですけどね!笑)

 

シャワーを使った後は、トイレもトイレットペーパーもべちゃべちゃになったり…

日本人的にはちょっぴり不便だったりします

また日本で湯船に浸かる習慣があった方はさらにしんどいかもしれません。

韓国は基本シャワー文化です。

 

ただ、トイレ掃除が楽というメリットも??笑

4. 鍵

日本の1人暮らしと韓国の1人暮らしってどう違うの?
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浴室に続き、大きな違いと言えるのは鍵です。

日本では鍵穴に差し込んで開ける鍵が一般的。

最近では少しずつカードキーのところなども増えているようですね!


今はもう使わないかもしれませんが

ご両親が共働きで、自分で鍵を使って家に帰る

という子を鍵っ子とも呼んでいました。

今やほとんどの方が共働きされる時代なので、あまり使わないかもしれませんね。


おっと話が逸れました!笑

では韓国の鍵は、というと。

基本は上の画像にあるような番号キー、通称ボノキー(번호키)というのものが設置されていることがほとんどです。

自分で暗証番号を作って鍵にするわけですね。

もちろん日本タイプの鍵が全くないわけではありません。

鍵と番号キーの両方が付いている家もあります。


防犯の面ではどちらも似たり寄ったりかと思います。

5. 点検

日本の1人暮らしと韓国の1人暮らしってどう違うの?
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住んでいると色々なメンテナンスなどがあるもの。

例えば設備点検なども定期的にしなければならないことです。

 

日本ではいついつにエレベーターの点検をします。

◯月◯日◯時より点検に伺います。

など、あらかじめお知らせがあるかと思います。

 

では韓国では…?

もちろん韓国でも都市ガスなどの点検はあらかじめお知らせをするのが基本、とされているのですが、例外も多々あるようで…笑

 

大家さんがいきなりやってきて

「ちょっと業者さんはいるわよー!」

ということもあるのだとか。


日本ではそこまででもないかもしれませんが、韓国では大家さんが全てを管理している、ということも時々あります。

それでも事前に連絡は欲しいですよね笑

住めば都!?日本と違うところもたくさん!

日本の1人暮らしと韓国の1人暮らしってどう違うの?
出典:
日本の一人暮らし

韓国の一人暮らし

ちょっとした違いをご紹介しました!

文化の違いから生まれるものが多く、留学で韓国にいらっしゃる方は最初はなかなか慣れないかもしれません。

 

しかし!住めば都という言葉もあります!^ ^

韓国に住む方は違いを知って理解して、ステキな一人暮らしを送ってくださいね!

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