コロナ時代の韓国留学！変わってしまった日常と学校生活

語学堂は事前にレベルテストを受け、自身のレベルに合ったクラスで授業を進めていきます。

現在コロナの影響で、レベルテストはオンラインで実施。

レベルテストの際に会話の面接も同時に行う学校もありますが、こちらも全てオンラインで行っています。

実際の授業もオンラインで進める学校が多いようです。

中には1学期の前半はオンライン、後半はオフライン（対面授業）という形をとっている学校もあります。

ちなみに私の通う語学堂は、1〜2級の初級クラスはオフライン授業。3〜6級はオンライン授業とクラスに合わせた対策をしています。

オンライン授業はどうしても非対面なので、勉強の仕方や正しい発音から学ぶ必要のある韓国語初級者には、オンライン授業は少し厳しいかもしれませんね。

語学堂には授業の他にクラスで遠足へ行ったり、文化体験をしたりと学期ごとに交流会があります。

現在は授業さえオンラインで行っている状況。

団体で出かけるのはかなりリスクのあることです。

そのため遠足は実施されていません。

文化体験に関しては、キムチやチャプチェなどを作りみんなで食べていたそうですが、現在は作ったものを袋に詰めて持ち帰るそうです。

今学期はどのような対策が取られるのかはまだ分かりませんが、当分は遠足などの実施は難しいかと思います。

現在、韓国へ四年制大学に留学している方も多いです。

本来は日本同様、講義室に集まり授業を受けるスタイルでした。

しかし現状はやはり、全面的にオンライン開講している大学がほとんどです。

また、本来授業が開始する時間にオンライン開講をする教授もいれば、事前に撮ったビデオで授業を進めていく教授もいます。

せっかくのキャンパスライフ。

大学生活を制限のある中で、ましてや友人にも会えず、新しい友人を作ることもできない環境にいる学生たちが本当に苦しそうです。

しかし、9月16日に「韓国のソウル大学は今年の10月からオフライン授業へ転換する計画がある」と発表されました。

これは期待できるニュースですよね！

ソウル大学が成功例として挙がれば、他の大学もオフライン授業を再開していくかもしれません！

今まで普通に受けていたテストも、現在は工夫が必要です。

実習などが伴わない限り、テストさえもオンラインで行われています。

オンラインテストは、講義室以外で行われるため監視員がいません。

そのためカンニングなどの不正行為ができてしまう環境にいます。

以前韓国でも、複数の有名大学で学生のカンニング行為が大きな話題になりました。

現在は、大学側がテスト中は手元を映さなければいけないなどの対策や工夫をしています。

また、普段の宿題に点数配分を多くしている授業スタイルもあるようです。

韓国も日本同様まだマスクが必要な生活です。

現在ソウル首都圏は「社会的距離の確保」が、最高レベルの第4段階に設定されています。

私的集まりは18時前は4人まで、18時以降は2人までと制限があります。

カフェやレストランなど不特定多数の人々が集まる施設は営業時間を22時までと決められ、遊興施設は一切の利用ができません。

留学生にとって外食は、韓国人や韓国文化に触れ合う良い機会です。

新しい友人を作るチャンスでもあります。

それが制限されてしまうと、仕方ないとは分かっていても、なかなか気持ちの整理はできないですよね。

また飲食店舗や施設を利用する際は、QRコードや店内設置の紙に個人情報を記入しなければ入店できません。

登校の際ですら、QRコードの読み取りをしなくてはいけない学校もあります。

コロナの影響で、私たちの生活は大きく変化しました。

コロナ禍で留学へ行くことに「なぜ今行くの？」「コロナが終息してからでも良いんじゃない？」と言う人が本当に多く感じます。

コロナで以前のような生活はできないけれど、やっぱり好きな国で、その国の人と勉強できる空間は、留学生にとっては楽しいものです。

韓国に限らず、周りに留学を考えている人がいたら是非応援してあげてください！