方言が可愛い♡転校生で来てほしいK-POPアイドルまとめ♡
ちょこっと出ちゃう方言や。
同じ地方の出身者同士が嬉しそうに会話するところ。
なんか可愛くて好感がもてますよね!
韓国にも日本と同じように地方ごとに色々な方言があります。
釜山は男らしくかっこよくて。
済州はのんびりして穏やかだとか。
そこで今日は『方言が可愛い♡転校生で来てほしいK-POPアイドル』と題しまして。
転校生になったアイドル達との胸キュン妄想ストーリーをお送りします♪
私はソウルに住む普通の女子高生。
大邱からの転校生というからどんな子かと思っていたら。
ボムギュ『なあ、職員室行かなあかんねん。どこにあるか教えてくれる?』
まさか。
『ええと、なら2階に下りて——』
こんな都会的な顔立ちの美少年がやってくるなんて。
(おまけにこの顔で方言の威力よ……)
ボムギュ『それより一緒に来てくれへん?』
私『へっ……!?』
ボムギュ『案内してよ』
話しかけられただけでドキドキしている私の手を引いて、突然廊下を駆けだすボムギュくん。
振り向いた悪戯な笑顔に心臓が止まりそうになる。
釜山から来た転校生カンダニエル。
男らしくて逞しい彼が話す釜山なまりにクラスの女の子たちは既にメロメロ。
釜山男子ってそれだけで強くてカッコいいイメージあるからな。
だけどシャイで自分からはめったに女の子に話しかけてはこない。
カンダニエル『あのさ……』
はずなんだけど——。
私『え?私?』
目の前に立つ、自分より頭二つ分くらい背が高い彼を見上げる。
カンダニエル『よかったら、今日……一緒に帰らへん?』
何?
殴られるの?
ニコリともしない仏頂面。
頭を掻きながら仕方なくって顔した彼が長身を屈めて。
カンダニエル『転校してきた日から、おまえのこと気になっててん』
低い声でこっそり私に耳打ちする——。
ダメ、気絶しそう。
大邱から来たというクールな転校生テテくん。
かっこいいし普段は綺麗な標準語を話すから。
正直ちょっと近づきがたかった。
でもしばらくして席が隣になると——。
テテ『なあ、おまえ犬飼ってるよな?』
私『ああ、うん……』
テテ『この前散歩してんの見かけた』
お互い犬好きだってことが分かりよく話すように。
そんなある日。
興奮したテテくんが学校にやってくるなり——。
テテ『今朝うちのヨンタンがいなくなっててん!』
私『え?』
テテ『寝てる間に家出したかエイリアンに攫われたかと思て探し回ったら、べッドの下で寝てんねんやんか!マジビビったわ!』
焦ると方言出ちゃうことが判明。
おまけに天然で可愛すぎるところも♡
転校してきたジヌとはすぐに仲良くなった。
都会的な見た目とは裏腹。
彼は全羅南道の島荏子島という小さな島出身だという。
だからなのかな。
課外学習で海の近くに行った時。
すごく懐かしそうな顔して海を見てた。
その物憂げな横顔になんか胸がキュンとなる。
ジヌ『ソウルはなんでもあっていいけど、たまに故郷って恋しくなるんだよね』
ジヌは私に気づくとキラキラした瞳でじっと海を見つめたまま言った。
『戻りたい?』
おそるおそる聞くと。
ジヌ『え?思わんよ!今は……おまえもおるし……!あ……』
突然飛び出した方言と本音に——お互い真っ赤になる。
釜山からの転校生のミニョンは綺麗な顔立ちで優等生な完璧男子。
女の子には紳士的で優しく。
男っぽい釜山男子とはかけ離れたイメージだったんだけど。
この前学校からの帰り道――。
『ねえ1人?俺たちとどっか遊びにかない?』
私が変な男たちに絡まれた時だった。
尻込みしているところに駆けてきたミニョンが。
ミニョン『おい、離れろ——そいつ俺のツレや』
まさかの迫力で釜山男子に変身!!
男たちの前に立ちはだかると堂々とそう言い放った。
ソウルの男の子たちはびっくりしてすぐにどっか行っちゃったけど。
私はすぐには動けなかった。
だってこちらを振り向いたミニョンが。
ミニョン『大丈夫か?おまえ可愛いねんから気つけなあかんで』
ちょっと怒ったようにそんなこと言うから——。
『韓国のハワイ』と呼ばれることもある済州島。
そんな済州島から転校してきたジナン。
彼と話しているとおっとりとした済州訛りが度々出てくる。
ジナン『なあ、帰り道に新しいカフェできたやん~』
私『ああ、うん』
ジナン『1人で行くの恥ずかしいから今日一緒に行かへん?』
ゆっくりとした話のテンポと。
優しく甘いセクシーな声に。
私『いいよ』
ジナン『じゃあ、週末は一緒に映画行かへん?』
私『え?別にいいけど……』
なんか何でも断れなくなっちゃう。
ジナン『じゃあ、どうせなら俺たちこのまま付き合わへん?』
なんて言われても、きっと——。
ウォヌは慶尚南道昌原からの転校生。
マイペースで普段は何を考えてるのかよく分からなくて。
休み時間も授業中も寝てばかりいるような男の子。
でもある日意外なところでウォヌと会った。
ウォヌ『この本、借りれる?』
図書委員の私が当番だった日。
図書室にふらりと現れたんだ。
私『あ、うん。借りれるよ』
ウォヌ『おまえ、これ読んだことある?』
私『これ?うん、あるよ』
ウォヌはちょっと考えると
ウォヌ『じゃあやめとこ』
本を棚に返してしまった。
私『え?な、なんで……?!』
もしかして私……嫌われてる?
ちょっと悲しくなって俯いている私にウォヌは。
ウォヌ『おまえから話聞けばいいやろ。違う本にするわ——』
誰もいない図書室で。
そっと私の前髪に触れて。
見たこともない優しい笑顔で笑う。
ヤバい……。
これって……どういう意味!?
慶尚南道から転校してきたジニョン。
抜群のルックス、スポーツも出来て優等生の彼はすぐ学校中の人気者に。
私『ごめん、ちょっと通してねー』
今日もまた後輩の女の子がわやわやとクラスの前で待っている。
ジニョンは親切にでも興味なさげに今日もまた。
彼女たちの間を通って教室にやって来る。
ジニョン『おはよ』
私『おはよ。王子様』
ジニョン『なにそれ?』
私『みんなそう呼んでるよ。知らないのはあんただけ』
王子様はふぅんと言ってやっぱり興味なさげに机に頬杖をつくと。
ジニョン『妬いてるん?』
ポロリと洩らす方言。
私『え?何それ!?』
ジニョン『だっておまえ、俺の事好きやろ?』
優等生は何でも見通す。
だから嫌い。
ジニョン『お昼、一緒食べよか?』
いや——やっぱ好き。
転校生のレンくんて女の子より可愛いよねー。
ミステリアスで本当にキレイ。
絶世の美少年が転校してきてからというもの。
女の子の間で噂は絶えない。
だけど私は本当の彼を知ってる——。
教室に入ろうとしたところでボスン!
レン『おいチビ、ちゃんと前見えてるか?』
噂の転校生の胸元に頭から突っ込んじゃった。
私『チビチビ言わないでよ!』
レン『だってそうやん』
私『いいんです。女の子はいざとなったらヒール履けるんだから』
釜山出身の綺麗だけど意地悪なツンデレ男子。
おまけに隣の席。
レン『ヒールかぁ』
私『何よ』
レン『おまえ、絶対こけるやん』
私『こけないもん!』
レン『へえー。じゃあ試してみる?』
私『へ?!』
レンは隣に座ると机に突っ伏して上目遣いに言った。
レン『ほんまにこけへんか。ヒールで俺とデートしてみる?』