釜山からやって来た転校生のジミンくん。
実は転入前から噂になっていた。
『釜山芸術高校』の舞踏科に首席で入学した実力の持ち主だと。
その見た目はしなやかで。
一見大人しそうに見えたからだろう。
『そんな女みたいななりで本当に踊れんのかよ?』
学校のダンス部の男子たちが集団でからかったんだ。
私『やめなよ』
思わず間に入って止めたけど。
ジミン『じゃあ、この学校に俺より一人でも踊れる奴がいるか試してみたら?』
ジミンくんが臆せず笑ったから大騒動に。
私『大丈夫なの?』
ジミン『心配すんな』
そして放課後の体育館。
ダンス部の男子部員全員とジミンくん一人で始まったダンス対決。
結果はまさか。
実力でも技術でも誰一人ジミンくんには勝てなかった——。
ジミン『だから心配すんなって言ったやろ?』
不敵に笑う釜山男子のジミンくん。
涼しい顔で髪をかき上げると、思いついたように私の手を引いた。
ジミン『腹減ったからなんか食べに行こ?』
さて、いかがだったでしょうか?
方言が可愛い転校生たちとの胸キュン妄想ストーリー。
いまやK-POPアイドルとして活躍する彼らにも。
こんな学生時代があったんでしょうか?なかったんでしょうか?
そればっかりは。
本人にしか分かりませんよね。
それでは今日はこのへんで。
あんにょん~~♪♪