こんにちは
韓国料理が得意な
日本在住の韓国人shirokumaです。
日本に住んでいますが、
韓国に仕事やプライベートで定期的に帰っています。
その際、訪問した店の情報や元々知っている
韓国情報について紹介したいと思っています。
今回は韓国好きな方はもちろんご存じのカルビタン(갈비탕)を紹介します。
「カルビ」のことから美味しい「カルビタン」のお店まで3つ紹介しますので、
是非最後まで読んでください。
豆知識にもなること間違いなしです。
カルビ(朝: 갈비)は、韓国語で肋骨(あばら)を意味するが、韓国料理においてはその周辺に付いている肉、つまりばら肉のことを言う。多くの場合牛のカルビの焼肉を指すが、豚・鶏においてもカルビと言うこともある。
韓国では、一般にカルビといえば牛ばら肉(ソガルビ)を指す。肉自体はカルビ肉(カルビサル、갈비살)という。1頭の肉牛から約40キロのカルビ肉がとれ、赤身そのものは硬いが細かく入った脂肪分が多いため全体として柔らかく、旨味に富む。
出典: ja.wikipedia.org
「カルビタン」は、牛の骨付きカルビをじっくり煮込んだ透明なスープ(牛骨の清湯スープ)。
骨からほろりと外れる柔らかなカルビと、素材の旨みが染み出たスープを楽しみます。
具はカルビをメインで店によってはネギ、ナツメ、タンミョン(韓国春雨)、朝鮮人参などが入ります。
焼肉屋では定番の食事メニューで、冷麺専門店にもよくおかれています。
「カルビタン」の由来は残っている記録としては、1890年代の宮中宴会で出されたのが初めだと書かれていますが、その前の高麗時代から食べていたという説もあります。
思ったより長い歴史を持っている「カルビタン」!
今から美味しいカルビタンを販売しているお店を紹介します。
サムウォンガーデン(삼원가든)は、1976年に韓国最高級料理屋としてオープンした、江南(カンナム)エリアの歴史には外せない店です。
1981年に今の場所に移転され、現在まで政治家、芸能人、外国のVIPがよく利用しています。
だからこそ、レベル高い料理を味わうことができます。
外見や内部も韓国の伝統方式を使ってデザインされていて、韓国のレトロな雰囲気も感じれます。
追加で塩を入れなくても丁度いい味付け「特カルビタン」
じっくり煮込んだ牛骨のスープを一口飲むと、体が温まるのを超え、元気になることを感じれます。
カルビ肉も柔らかくて、食べ始めると止まらなくなり、あっという間に完食できます。
ボリューム感やインパクトは強くないですが、量も満足できるぐらいありますし、食べてよかったと思えるぐらい、コクがある味です。
牛骨本来の味をしっかり出したスープは別の調味料が要らないぐらい絶品です。
流石に高級店と言われる店なので、価格は安くないです。
ですが、良い食材でちゃんと調理されたこの一品は食べる価値ありだと思います。
韓国のホットプレイスでもあるカンナム。
その歴史と共に歩んできたこのお店の料理を楽しむことで、より韓国料理を深く感じれる良い時間になること間違いなしです。
是非ここのカルビタンを一度食べてみてください。
ハンイルガン(한일관)は、1938年、チョンロでオープンして以来、80年間(現在4代目)韓国で愛されているお店です。
元々本店が明洞にありましたが、2008年から今の狎鷗亭(압구정)を本店して現在6店舗を運営しています。
韓国料理の中でもソウルの料理、韓国の定食を味わえる店でもあります。
このお店は別途紹介したいぐらい、とても魅力的なお店ですが、
ここでは定番の「カルビタン」について紹介します。
調味料濃い味が苦手な人にはピッタリ、アツアツのカルビタン
素朴だけど、シンプルで韓国伝統の器にカルビタン定食
本当に素朴でシンプルですが、このカルビタン一杯を楽しめるには丁度良いです。
カルビタンの器の下にアツアツの鉄板がひいてあるため、最後までアツアツのカルビタンを楽しめます。
味はカルビタンの中ではあっさりした味です。
量は多くないように見えますが、意外と満腹感を感じれます。
そして、一緒に出てくるキムチや蔓ニンジン(더덕)の和え物の味付けが本当にソウルの味だと思います。
薄くも濃くもなくほどほどいい味付けに甘さも感じれるこの味は、本来ソウルの味だと思います。
カルビタンの一緒に食べると相性抜群です。