こんにちは〜!
最近韓国料理を作るのに夢中なkaulです。
皆さんは、韓医院という名前を
聞いたことがありますか?
古来から韓国に伝わる
東洋医学を元にした医療機関のことです。
韓国では街のあちこちに韓医院があり、
通常私たちが病院に行くように、
韓医院に通う人もとても多いんです。
病院と韓医院の違いは何?
韓医院ではどんな治療をするの?
どんな時に行けばいい?
というような質問をよく受けることがあります。
そこで今回は、韓国特有の医療機関である
韓医院についてご紹介したいと思います〜!
東洋医学と聞くと、
どんなことを思い浮かべますか?
漢方薬、鍼、灸…
なんだか独特な匂いがしてきそうですよね!
私たちが怪我をしたり
病気になったりすると、まず病院に行きます。
日本にある病院は、
主に西洋医学を元にした治療を行います。
悪い部分を手術したり薬を塗ったりして、
早く回復するように治療します。
これに対して韓医院での治療は、
体の中から回復させる治療です。
例えば免疫力を高めたり、
体内バランスを整えたりと、
体質改善にフォーカスされています。
韓医院で診てもらえるものはさまざまです。
風邪や怪我、病気、食欲不振やだるさなどの
健康不良など、どんな時でも治療を受けられます。
生理痛や生理不順など女性に特化した韓医院や、
皮膚疾患を扱う韓医院、
頭皮のトラブルを改善する韓医院など、
ある特定の分野が専門の韓医院もあります。
例えば、交通事故に遭って病院で手術をした後、
体の回復のために韓医院に通う人もいます。
このように韓国人にとって韓医院は、
日常生活に密接に関わっているんですね!
韓医院に行くと、
まずは問診から始まります。
韓医院では、現在の体の状況や
生活習慣を事細かに把握する必要があるので、
毎日どれくらい水を飲むか?
トイレに行く回数は?
どんな運動をしているか?
など、いろいろな質問をされます。
そして、韓医師と呼ばれるお医者さんから、
鍼や灸などの施術を受けます。
日本で知られている漢方薬といえば、
風邪に効く「葛根湯(かっこんとう)」や
アレルギー症状に効く「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」
などが有名ですよね。
漢方薬は自然の木や根っこ、
草花などから抽出した薬剤なので、
人が開発した薬に比べて、
比較的副作用が少ないのがメリットです。
韓医院の治療には、漢方薬が欠かせません。
確かに匂いや味がとても独特で、
慣れるまで飲みづらいですが、
体に吸収されやすく優しい薬です。
滞在中に韓国の国民健康保険に加入している人は、
韓医院も健康保険の対象となります。
医療費は一部負担で済みますので、助かりますね!
もし、日本の保険会社に加入して
韓国に滞在している場合は、
手術や入院の有無、通院期間など
保険内容や種類によって異なります。
韓医院での医療費が保険対象になるかどうかは、
保険会社に確認してみましょう。
昔は、古い建物に高齢のお医者さんが1人、
というような韓医院が多かったですが、
最近ではおしゃれで洗練された韓医院がとても多いです。
実際に行くと、美容クリニックと間違えることも!?
木調やきれいなインテリアが揃い、
施術室は全て個室で、気軽に通いやすい韓医院も多いです。
そのため海外からわざわざ韓医院に通う外国人もいるほど。
日本のTV局が特番で紹介したり、
雑誌で特集されたりすることも多いですよ〜!
現在の体調に不安があって、
韓国での長期滞在を迷っている方もいらっしゃいますよね。
そんな時は、韓医院に受診することもおすすめします。
韓医院は、ゆっくり時間をかけて
体質を改善するクリニックなので、
定期的に通えば体調が整っていくかもしれません。
ぜひ参考にしてみてくださいね〜!