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韓国DMZツアーに参加してみた!行き方から予約、スポット情報まで徹底レポ

アップデート : 2023-09-15

韓国のDMZには、個人で行くのが難しくツアーで観光するのが基本です。韓国語が分からない方でも、日本語ガイドが付くので安心!でもツアーを予約したくても色んなプランがあって悩む…という方に今回は実際に参加してみておすすめのツアーを紹介!15時には解散で時間を有意義に使えるから韓国旅行にピッタリです!

DMZってどんなところ?

DMZは「DeMilitarized Zone」の略語で、「非武裝地帶」のことをいいます。


「非武裝地帶」とは、戦争や紛争などで休戦状態に入った相互間の協約によって軍事活動が禁止された地域のこと。


韓国の非武装地帯は、韓国戦争後、軍事境界線を中心に南北それぞれ2キロ地域(計4キロ)と定められています。


軍事活動は禁止されていますが、敵に一番近いところなので徹底的に監視されており、ニュースにはならないだけで武力衝突も発生している場所です。

DMZツアーに参加してみた!

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出典: noritter提供

DMZは一般人の出入りを厳しく統制しているため、観光する場合はツアーに参加しなければなりません。


臨津閣平和公園までは誰でも訪問することができるのですが、第3トンネルや都羅展望台、統一村まではツアーでないと訪れることができません。


また、観光ツアーに参加すると、ソウルからシャトルバスで向かうことができ、日本語のガイドさんも付いているので、韓国語ができなくても安心して観光することができます!


そこで今回、実際にDMZツアーに参加してみました!!


様々なツアーがあるのですが、私たちは8時集合で14時解散のツアーに申し込みました。


ホテルまでピックアップしてくれて、日本人は私たちを含めて5人、残りは英語のツアーに参加した方と同じバスにのり、合計30人くらいでした。


日本語が流暢なガイドさんが付いているので、出発からとても安心でした♡

ツアーの予約はこちらから!

臨津閣平和公園

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出典: noritter提供
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出典: noritter提供

1時間ほどバスに乗り、9時に臨津閣平和公園に到着。


ここでガイドさんがチケットを買ってくれて、10時15分まで自由時間を過ごすことができました。


このツアーは昼食付ではない為、ここで何か食べておかないと14時の解散までにお腹がすいてしまうので、事前に朝食を食べてくることをおススメします!!


自由時間とはいえ、ほぼ集団行動といった感じでご飯を食べる時間がほぼ無いので注意です!

 

トイレ休憩の後に、臨津閣平和公園にあるスポットをガイドさんが詳しく日本語で説明してくれました。

臨津江(イムジンガン)

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出典: noritter提供

臨津江は北朝鮮から流れてきている川で、軍事境界線を越えて韓国の漢江と合流する川です。


臨津閣平和公園では、ゴンドラに乗り臨津江の上を渡り、向こう岸にある元米軍基地に行くことができます。(ツアー内容には含まれていません)


臨津江ではうなぎが有名で、坡州(パジュ)には有名なウナギ屋さんも多いんだとか!


北朝鮮から流れてくる川なので、死体や地雷などが流れてくることもあったんだそう。。。

自由の橋

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出典: noritter提供

自由の橋は、臨津江にかかっている鉄橋。


1953年7月27日に休戦協定が締結された後に、12,773人の捕虜が渡って帰ってきたことから「自由の橋」と呼ばれています。

 

奥に行くと民間人統制区域になり、入場料2000ウォンを支払うともっと近くで「自由の橋」を見ることができます。

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出典: noritter提供
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出典: noritter提供
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橋の近くに展示されている蒸気機関車は、長湍(チャンダン)駅で北朝鮮の銃撃を受け破壊された後、半世紀もの間放置されていましたが、2004年に登録文化財に指定され、2007年から臨津閣で展示されるようになったそうです。


臨津閣で見ることができるこの機関車も線路も、日本製なので機関車には三菱と住友のマークを確認することができました。

都羅展望台

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出典: noritter提供

10時15分に臨津閣平和公園を出発し、都羅展望台へと向かいました。


検問所まで来ると、バスの中で軍人さんにパスポートと名前を確認されます。


BTSジンが近くで軍服務をしているそうなのですが、検問しに来たことは無いとガイドさんが教えてくれました(笑)


15分ほど移動したらバスを降り、徒歩5分ほどで都羅展望台に到着。

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出典: noritter提供
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出典: noritter提供
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ここでは望遠鏡を使用して北朝鮮を見ることができるのですが、運よく快晴だったのではっきりと見ることができて感動しました!


開城(ケソン)工業地帯、板門店をはじめに、「宣伝村」と呼ばれる村が見え、歩いている人まで見えることがあるそうですが、今回は人は見えず、動く車は確認できました!


韓国に見せるために赤い文字で「우리나라제일주의」(我が国第一主義)と書いているのも発見。


望遠鏡で見える国旗掲揚塔は、最初は韓国が98.4mの高さで建てたそうですが、それに対抗し北朝鮮側も165mの国旗掲揚塔を建てたのだそうです。

第3トンネル

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出典: noritter提供
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出典: noritter提供

都羅展望台から15分ほどバスで移動し11時25分ほどに到着したのですが、まずはDMZ映像館で動画を鑑賞してから、第3トンネルを見学しました。

 

第3トンネルは、北朝鮮が韓国に侵略するために掘られたトンネル。


長さは1635mで地下73m地点にあり、高さ2m、幅2mのアーチ形のトンネルで、現在は265mだけ見学ができます。

 

入場前にロッカーに荷物を預けなければならず、携帯の持ち込みも禁止で写真撮影ももちろん禁止でした。

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出典: noritter提供
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出典: noritter提供
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見学用のトロッコ型シャトルエレベーターを利用し入口地点まで向かうこともできるのですが、朝早くにチケットが売り切れてしまうらしく、徒歩でトンネルを降りていきました。


5分ほど下り坂を降りるのですが、思っていたよりも坂が急で床も湿っているので、滑りづらい歩きなれた靴を履いていくのがおススメです。


一番奥まで行くと、軍事境界線まで残り170mしかないそうで、とても緊張しました!!


こんなに北朝鮮に近づけることができる機会はあまりないので、忘れられない経験になりました。


トンネルの出口までは来た道をそのまま戻るので上り坂になるのですが、かなり大変だったので、足腰が弱い方や持病がある方は地上で待機することになります。


ここでは1時間ほど見学したのですが、売店や展示室、写真スポットもあるので第3トンネルに入れなくても有意義に過ごすことができると思います。

 

売店では、DMZにちなんだグッズや食べ物も売っていました。

統一村

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