アップデート : 2020-11-23
再び新型コロナウイルス感染者が増加傾向にある韓国では、11月24日0時より社会的距離措置の段階を「2段階」へ引き上げることが発表されました。今回の措置は来月7日まで。詳細をお届けします。
韓国・中央災難安全対策本部は11月24日から、ソウル首都圏で社会的距離の措置を「2段階」に引き上げることを発表しました。
また、新型コロナウイルスの感染者が急増している光州市と全羅北道、全羅南道に関しては「1.5段階」に引き上げるとのこと。
ソウル首都圏では今月19日に「1.5段階」に引き上げられたばかりですが、1日あたりの新規感染者数が5日連続で300人を上回っています。
そのため政府は「予想より早く“第3波”が到来した」とし、第2段階への引き上げを決定しました。
第2段階は感染者数が1.5段階基準の2倍以上の増加、全国の1日あたりの感染者数が300人超過などの場合に適用されます。
今回、2段階に引き上げられたことにより再び影響を受けるのが自営業や飲食店。
クラブなどは基本的に休業となり、カラオケボックスは夜21時以降の営業が禁止に。
また、カフェの場合は営業時間と関係なくテイクアウトと出前だけの利用となり、飲食店も夜21時以降はテイクアウトと出前だけが可能になります。
なお、ソウル首都圏の社会的距離措置2段階は11月24時0時から、12月7日まで施行される予定です。
全体的な感染者増加は落ち着いているものの、再び微増しつつある韓国。これまでソーシャルディスタンスを3段階としていましたが、今後は5段階へと変更し、さらなる防疫対策を行っていくことが発表されました。詳細をお届けします。