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早い!?荒い!?事故多発!?韓国の車事情ってどんなの?

アップデート : 2021-05-12

韓国旅行に来てタクシーに乗った際に「怖い!」と思われた方も少なくないのではないでしょうか?日本のタクシーを想像して乗ると、あまりにも違いすぎて驚かれた方も多いと思います。今回はそんな韓国の日本とはちょっと違う車事情についてご紹介します!

スピードがとにかく速い!法定速度が日本と違うって本当?

韓国でタクシーやバスを乗ったことがある方はご存知だと思いますが、韓国の運転って、結構速度が早いと思いませんか?

 

私の知り合いも高速道路で150㎞ほど出して運転していたので最初は本当に驚きました...。 

 

ただただ運転が荒いだけだと思っている方も多いかも知れませんが、実は韓国と日本では一般道での法定速度が違うってご存知でしたか?

 

元々韓国の制限速度の規定が片側1車線の道路が時速60㎞、片側2車線以上の場合は時速80㎞で、日本で運転する方たちにとっては驚きの法定速度ですよね!

 

しかし、あまりの事故の多さのせいか2021年の4月17日より、一般道の制限速度が時速50㎞まで引き下げられると警視庁などが発表しました!

 

次回韓国に行った際には、韓国の車たちが穏やかに動いているかもしれませんね!ww

スピード監視カメラの位置は全部把握してる?

韓国のタクシーを乗った際などに気づいた方もいらっしゃるかも知れませんが、韓国のカーナビはよく喋ります。

 

道案内はもちろんですが、韓国の道路にはたくさんのスピード測定用の監視カメラが設置されているため、カメラの位置を数メートル先から教えてくれたり何キロオーバーしているかも教えてくれます!

 

日本のカーナビには、そんな機能はついていないので不思議ですよね!

「パンジトク」(ハンプ)の大量発生

韓国の道路に大きなでっぱりがあるのを見たことはありますでしょうか?

 

あれは「과속방지턱(過速防止段)」といって車の速度を落とさせるためのでっぱりなんです!


日本ではほとんど見かけたことがないので、私も最初はでっぱりに驚きましたが、韓国では本当にどこにでもあります!

 

運転のしやすい道路などでは、スピードを出しすぎてしまいがちなのでパンジトクがたくさんあったり、スーパーの駐車場などでもたくさん設置されています。

 

パンジトクを見逃して、スピードを落とさずに通過してしまうと、車が大きな衝撃を受けるので、注意です!

 

(お尻も痛いです)


以前に車に乗っていたとき、20個ほどのパンジトクが休むことなくあったので、さすがに車酔いしそうでした...TT

Uターン専用路がある!

韓国のドラマなどでもよく見かける、一般道でのUターン!

 

もしかして急いでるから、違反しながらUターンしているの!?と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、韓国にはUターン専用路があるんです!

 

日本にはないUターン専用路なのでとっても不思議に思うかもしれませんが、韓国の道路を見てみると、写真のようなUターン標識があります!

 

もちろん、Uターン標識にも色々な条件がありますが、標識の下に何もない場合は、いつでもUターンOK!という意味になります◎

 

道を間違えてもUターン専用路があるため、安心です♪

 

Uターンできるとこが少ない日本にもUターン専用路があればいいのになぁ~といつも思います。

車のフロントガラスのところに電話番号

韓国の車のフロントガラスにはよく電話番号がおかれていることが多いです。

 

あれは車の持ち主の電話番号で、駐車場が少ない韓国は路駐をすることが多いため、路駐している車のせいで出られなかったり、自分の駐車場に勝手に停められていたりするため、車を移動してもらうためにフロントガラスにおかれている電話番号に電話することが韓国ではよくあります!

 

日本では自分の電話番号を公開するだなんて、考えられないですよね!

ドアに青いスポンジってなに?

韓国の車でよく見かける光景ですが、車のドアの部分に青いスポンジのようなものがついているのを見たことはありませんか?

 

あれは、「도아가드(ドアガード)」といってドアを開けた際に隣の車にぶつからないように、壁に当たって自分の車に傷が行かないようにするためにつけられています!

 

路駐や狭い駐車場が多い韓国。

 

そして日本よりも「문콕(ムンコッ)」といってドアを激しく開けすぎて隣の車にぶつけてしまうことが多いため、それを予防するために、あらかじめクッションをつけているようです!

 

相手の車を傷つけないため、また自分の車を傷つけられないためにつけられています!

 

ちなみに最近は青いクッション以外にも車に合ったゴム製のドアガードや羽の形のドアガードも販売されています!

見ているのは警察だけじゃない!

韓国は日本よりもドライブレコーダーをつけている比率が高く、ほぼ全員の方がドライブレコーダーを前と後ろにつけています!

 

理由としては、やはり事故が多いためつける方が多くなったようです!

 

ドライブレコーダー=事故証明というイメージがありますが、私が韓国に来て驚いたことが、普通の一般人の方が交通違反をしている車をドライブレコーダーの映像を証拠に警察に通報していることにとっても驚きました!

 

日本では警察だけが交通違反を取り締まりますが、韓国では他の車を運転している方に通報されてしまうことがあります...!

 

警察がいないからと安心していると大間違いです!

 

実際に私の周りの人も警察以外の通報で罰金や点数を引かれている人がいました(笑)

 

韓国で運転をする際には、注意です!

基本的に駐車券はない?

日本でスーパーやショッピングモールの有料駐車場に入るときはほとんど駐車券をとると思いますが、韓国では駐車券はほぼありません!

 

韓国では駐車場に入る際に、車のナンバーをカメラが感知し記録してくれ、支払いも事前精算機で車のナンバーを入力すると金額が表示されるため、日本のように駐車券をなくした!とあたふたしなくても大丈夫なんです!

 

駐車券をとるために幅寄せしたり、持ち歩かないといけなかったりと意外とめんどうな駐車券ですが、韓国のようにカメラ機能があればとっても便利ですよね!

意外と知らなかった韓国の車事情!

韓国の車事情のご紹介はいかがだったでしょうか?

 

韓国の交通ルールは結構複雑で、運転してる人たちも知らないルールがあることも...。

 

そのため、韓国には「맨 인 블랙박스(メンインブラックバックス)」など一般人の方たちが自身のドライブレコーダーを元に事故の紹介や、こういった交通違反者を見たといったような紹介をしている番組もあります!

 

もし韓国の車事情が気になる方は、一度こういった番組も覗いてみてくださいね♪

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