アップデート : 2020-03-24
皆さんはK-POPの曲の中で洋楽をカバーしたものがあるということをご存知でしたか? 今回はそんな洋楽をカバーしたK-POPをまとめてご紹介! 大好きなK-POPの曲をぜひ別の視点から楽しんでみてください♪
続いてご紹介するのはBIGBANGの『THIS LOVE』
この曲のサンプリング曲はMaroon 5の『This Love』
全体的に同じリズムと曲調を採用していますが、BIGBANGはやはりBIGBANGらしくラップ調になっています。
Maroon 5の方はアコースティックギターなどの楽器で演奏されていますが、BIGBANGはエレキギターなどロックで使用される楽器でよりラップ調になるように仕上げられています。
同じくBIGBANGの『HOW GEE』のサンプリング曲をご紹介!
この曲のサンプリング元となった曲はブラックマシーンの『How Gee』
ブラックマシーンの『How Gee』も別の曲をサンプリングして作られた曲で、サックスのリズムループが特徴的な曲になっています。
BIGBANGの『HOW GEE』でもビートは少し控えめになっているものの、サックスのリズムはそのまま残しているのがわかります。
続いて紹介するBTSは主に作曲に携わっている3人が、アメリカのラップや音楽に影響を受けていることから多くの曲でサンプリングの技法を採用しています。
BTSの『Am I Wrong』もそんなサンプリング曲のうちのひとつ。
1994年、ケブ・モがリリースした『Am I Wrong』がサンプリングの元となった曲です。
BTSの『Am I Wrong』冒頭部分の♪Am I Wrong~もケブ・モの声をそのまま採用しているように聞こえますね!
続いて紹介するのは『Born Singer』
こちらはJ・コールとの『Born Singer』がサンプリング元になった曲。
アルバムに収録されている曲ではなく無料公開されているので、サンプリングというよりはカバーに近い形でしょうか。
曲のリズムやビートは同じですが、BTSの『Born Singer』ではピアノの音を入れることによって、少し緩やかで温かみのある曲に仕上がっています。
BTSは『ホルモン戦争』でもサンプリング技法を使用しています。
ホルモン戦争の元となった曲はRun-DMCの『Here We Go』
メンバーのSUGAが1970年代~のオールドスクールと呼ばれるヒップホップの時代に精通していることもあり、BTSのサンプリング曲にはこの頃のヒップホップ曲が多く使われています。
Run-DMCの『Here We Go』のビートと曲の一部の歌詞のリズムをホルモン戦争に使用しているため、じっくり耳を澄ませて聴いてみないと分からないかも…
最後にご紹介するのは偶然同じ曲をサンプリングして作られた2曲!
元となる曲は全く同じで、リズムも似ているのですが、グループごと全く異なる雰囲気の曲になっているので、両方よく聴き比べてみてくださいね!
曲冒頭部分の音が消え入るようなリズムと曲調が同じになっています。
さらに、よく聴いてみると『Deadroses』の後ろのビート音と『Autumn Leaves』のビート音が一緒になっているのが分かります…
BTSの『Autumn Leaves』は『Deadroses』の大人びた雰囲気ではなく、タイトル通りの秋の寂しさを反映したフ雰囲気になっていますよね。