皆さん、韓国へ行かれる際は買い物メインで行く方、
K-POPアイドル目的で行かれる方が多いのではないでしょうか。
実は、韓国でも美しい場所や景色、
歴史に触れられて世界遺産も見れる観光地をお忘れではないでしょうか。
世界遺産を観ると、普段では見ることができない歴史的建造物であったり、
昔にタイムスリップしたかようにの感じたり、
美しいものを観れたりと思い出にもなる場所かと思います。
今回は、そんな美しい韓国の世界遺産をご紹介いたします♡
かつての新羅王朝の首都であり、栄えていた慶州には、とても美しい世界遺産があります。
そこは、「歴史地域」として保存されており、
昔の面影を残したまま建物や景色などが残っています。
遺跡の種類によって5つのエリア（南山、月城、山城、皇龍寺跡、大陵苑）に分けられています。
朝鮮半島を統一した新羅には、日本で言う奈良や京都のような韓国の歴史名所であり、
韓国の学生が修学旅行などで来ることもあるエリアです。
また、釜山から30分程度で着くというところもポイント。
是非、釜山へ来た際は、慶州に足を運んでみてはいかかでしょうか。
慶州の中でも、おすすめの観光スポットは「仏国寺」、「雁鴨池」です。
「仏国寺」は、世界遺産として登録され、釈迦塔などがあり、韓国の国宝に指定されています。
「仏国寺」は新羅全盛期の仏教芸術の傑作とも言われた程、歴史好きの方は必見の場所です。
慶州に来た際には、この「仏国寺」なしでは始まらないと言われるほど観光客の必須エリア。
また、このエリアには６つの国宝のほか、統一新羅時代に作られた貴重な文化財がたくさんあります！
「仏国寺」は528年、仏土（仏様の世界）を現世に再現することを目的に建てられたため、
その独特な雰囲気や歴史を知ることもできます。
夜になるとライトアップになり、幻想的な雰囲気が漂う「雁鴨池」は、慶州に残る新羅時代最大の人工池！
その幻想的な雰囲気から、かつては貴族たちが船を浮かべては「池に映る月」を楽しんだと伝えられています。
敷地内には「臨海殿址(イメジョンジ)」と呼ばれる新羅王宮の別宮「東宮」の跡地あり、楽しむことができます。
夜に行くと、なんだか時代劇の韓国ドラマのシーンに出てきそうな幻想的な雰囲気が素敵です。
ソウルから約１時間で行ける水原華城は、街の中に建物があり、
1795年に李氏朝鮮22代国王のイ・サンによって建てられました。
広さは東京ドーム約28個分という広さで、城の壁はとてつもなく長く、約5キロ程続いているそうです。
まるで、韓国ドラマにでてきそうな場所で、その壁や城は見ごたえ抜群！
その、建築方法から、歴史的にも価値のある建物としてユネスコ世界文化遺産に登録されています。
また、気球にのって周りを見渡せるのも韓国客の人気ポイントになっています。
時間がかかりそうな場合は上手く活用するのもいいですね！
また、韓国ドラマであるパク・ボゴム主演の「雲が描いた月明かり」の撮影スポットとしても人気です。
水原華城には4つの大きな門や、水門、敵から城を守るための壁城が昔のまま保存されています。
城内には王の安在所たる「華城行宮(ファソン・ヘングン)」という、
かつて王が地方への行幸の際に宿泊した臨時の宿があります。
この「華城行宮(ファソン・ヘングン)」が、多くの韓国ドラマの撮影スポットであり、
「宮廷女官チャングムの誓い」や「イ・サン」、「雲が描いた月明かり」の
人気ドラマが誕生したエリアでもあります。
全長5.7kmと長い「水原華城」は入口が１箇所ではなく、
どこからでも観覧が可能なので迷いがちになりますが、
南の「八達門(パルタルムン)」もしくは北の「長安門(チャンアンムン）から入るのがおすすめです♡
1997年にユネスコ世界文化遺産に登録された「昌徳宮」は、何と言っても自然が綺麗で、
そのなかにある歴史的建造物との融合が素晴らしい有名で人気の宮殿です。
一番の見どころは正殿である「仁政殿(インジョンジョン)」を中心としたエリアと、
自然からなる庭園が美しい「秘苑(ピウォン)」です。
また、韓国ドラマである「宮廷女官チャングムの誓い」の撮影スポットとしても知名度をあげました。
全部見て回ると半日くらいはかかるので、都会を忘れて、ゆっくり散策したい人向けのエリアになります。
「昌徳宮」は、自然の地形に沿って宮殿が建てられ、
それぞれバラバラに配置されているかのようにも感じますが、
それが美しさを引き寄せています。
中でも自然にあふれる庭「秘苑(ピウォン。正式には後苑ともいう)」は、
韓国の歴ある庭園で伝統的な自然技法を堪能することができます。
その美しさに、ずっと見ていたいほど！日々の忙しさを忘れられる場所でもあります。
世界遺産ではないけど昔の雰囲気を楽しめる「北村韓屋村」
ブクチョン（北村）は、世界遺産チャンドックン（昌徳宮）と
ギョンボックン（景福宮）の間にある街のことを指しており、
両宮殿の間にある地域には、かつて朝鮮時代の高級官僚が沢山住んでいたと言われています。
ソウルのなかで唯一、昔の雰囲気を残しているエリアでもあり、多くの観光客でにぎわっています。
しかし、ここには現在も住民として住んでいる方がいるため配慮しなければならず、
たまに苦情がくると言われています。
SNSではフォトジェニックな写真が撮れるエリアとして有名なほかに、
伝統的な韓服を着て観光している方も多いくらい、歴史溢れる街並みです♡
いかかでしたか？韓国には、まだまだ紹介しきれない世界遺産がたくさんあります。
少し街から離れたところが多く行きづらいエリアもありますが、その分自分の足で向かい、
世界遺産を観るとかなりの見ごたえがあります。
「仏国寺」は静寂な雰囲気とともに、日常を忘れるほどです。
また世界遺産は、見るだけではなく歴史に触れられる場所、学べる場所、
雰囲気を感じられる場所でもあるので、行く価値も高いスポット！
皆さんも、是非時間がある際は行くことをおすすめします。
旅の思い出になることまちがいなしのスポットです＾＾
