自己紹介とあわせてぜひ知っておきたいのが、人間関係のポイント。
特に日本とは異なるマナーや慣例がたくさんあるので、事前に理解しておくと役立ちます!
挨拶と一緒に韓国のマナーについても事前に知っておきましょう!
初対面で挨拶をするとき、表情や手、お辞儀はどうすればいいでしょうか!?
韓国では初対面の挨拶で握手をよくします。
特に男性同士やビジネスの場面では欠かせません。
握手をするときは、右利きの人が多いので右手を差し出し、左手は軽く胸元に当てます。
もしくは右手首のあたりを左手で添える場合もあります。
女性の場合はあまり握手をしないことも。
特に外国人は握手のタイミングがよく分からないので、相手が手を差し伸べたら握手に応じましょう。
片手で握手をすると失礼に当たるので、注意してくださいね!
表情は優しく微笑んで。
お辞儀は会釈または深く上半身を下げます。
相手が先生や先輩、ビジネスの場面では社長や上司、取引先の場合は、深くお辞儀をしながら握手します。
韓国は日本以上に上下関係が厳しい国としてよく知られています。
たとえ1歳でも年齢が違えば、友達ではなく先輩/後輩になります。
日本では年齢が近い場合、会話を続けながらだんだん親しくなってきたら自然に敬語を省いていくことがありますが、韓国では基本的に敬語のままです。
どちらかが「タメ口で話そう」と言ったら、そこで初めて敬語を省きます。
特に敬語には厳しいので、最初の自己紹介では注意したいですね!
ご飯を食べたりカフェに行ったりしたとき、韓国ではあまり割り勘をしません。
デートに限らず、男同士や女同士でも同様です。
基本的に年齢が1歳でも上であれば、その人がおごることがまだ多いです。
でも割り勘が当たり前の日本人としては申し訳ない気持ちになりますよね。
そんなときは、お返しに食後のコーヒーをおごると喜ばれます。
年齢の離れた先生や上司の場合は全部ごちそうしてくれた上、
こちらがお返しに何かおごろうとすると嫌がって受け取ろうとしないケースもあります。
そんなときは無理せず、素直に笑顔で
잘 먹었습니다!
チャル モゴッスムニダ
ごちそうさまでした!
と伝えればOKです。
反対に、年下の人とご飯を食べるときはおごってあげるのがベター。
でも外国人なら、例外として考えてくれる場合もあるので安心してくださいね。
上下関係や初対面での対人関係に厳しい韓国ですが、一度親しくなると距離が急速に縮まります。
例えば、
文房具を何も言わず使ったり、買っておいたデザートをルームメイトが勝手に食べたりすることも。
親しくなるまでは言葉遣いや態度に少し距離感がありますが、親しくなってしまえば家族のようなもの。
「親しい仲にも礼儀あり」と言われる日本とは異なる韓国の人間関係。
おもしろいですね!
いかがでしたか?
定型文のフレーズ覚えてしまえば、韓国語での自己紹介は難しくありません。
ただ自己紹介はある日突然求められることがあるので、
いつでもさっと口に出せるように日頃から練習しておくことがおすすめです。
韓国語の自己紹介で悩んだら、ぜひこの内容を参考にしてくださいね〜!