こんにちは
日本在住の韓国人が紹介する
韓国料理が得意なshirokumaです。
日本に住んでいますが、
韓国に仕事やプライベートで
定期的に帰っています。
その際、訪問した店の情報や元々知っている
韓国情報について紹介したいと思っています。
今回は近年お餅を
デザートのように楽しめて、人気を集めている
蚕室(チャムシル、잠실)エリアの
お餅カフェを2つ紹介します。
お店の紹介はもちろんですが、
韓国と日本のお餅の違いについても説明します。
もち米を主な原料とする日本に対し、韓国の餅(トッ)はうるち米で作ったものが多いのが特徴。蒸し餅・つき餅・焼き餅・茹で餅などに分類され、ヨモギやカボチャを練りこんだり、黄な粉や胡麻をまぶしたりと種類も多様です。韓国の餅は200種類以上あると言われます。うるち米で作った餅は粘り気が少なく、弾力のある歯ごたえが特徴。
出典: www.konest.com
韓国のお餅はその用途によって、
使う米が変わってきます。
・うるち米を使ったお餅;粘り気が少なく、弾力のある歯ごたえが特徴
シルトッ(시루떡):蒸し上げた蒸し餅
カレトッ(가래떡):トックッやトッポキに使われている
・もち米を使ったお餅;こちらは強い粘り気が特徴
チャプサルトッ(찹쌀떡):中に餡子をくるんだお餅
インジョルミ(인절미):黄な粉がたっぷりかかったお餅
最近は様々なアレンジを加え、
お洒落なデザートとしても食べられています。
また、西洋のお茶やコーヒーと共に
可愛らしい餅菓子を食べられる
餅カフェも増えてきており
韓国の餅はますます
バラエティー豊かになっています。
お洒落なデザートとしてアレンジされたシルトッ(시루떡)
カフェに入ると
本当にお餅カフェなの?という印象を受けます。
ヨーロッパ風の内装で本当に落ち着いた空間です。
店員さんの声も小さいため(笑)、
お客さんが多い時でも静か
で落ち着いた空間を楽しめます。
もちろん、お客さんが少ない時は
さらに居心地が良くなります。
注文するとお洒落なお皿で出てきますが、
見た目はこれ本当にお餅?韓国のお餅?
という印象を受けます。
ケーキみたいなビジュアルで、
最初はびっくりしますが、食べるとこれはお餅!です。
「本当に韓国でこういう風なビジュアルのお餅があったのか」
と思うほど印象的で
味も甘すぎず本来のお餅の食感もしっかり味わえます。
シルトッ(시루떡)のソルギ(설기)ケーキは
週によって変わりますので、
色んな味で楽しむことができます。
コーヒーは基本的にハンドドリップ。
コーヒーだけではなくオミジャ(五味子、오미자)、
レモン梅、ブルーベリー、紅茶、
雑穀米を使ったティーもあります。
コーヒーは基本ハンドドリップで美味しいですが、
ティーは韓国伝統茶の味も持ちつつ
アイスティーとしての味がしっかりします!
シルトッ(시루떡)のソルギ(설기)ケーキは
週によって変わりますので、
色んな味で楽しむことができます。
大きいな看板がないため目立たないので通り過ぎ注意!
地下鉄2号線から繋がっている
ロッテワールドタワー地下1階にある
「ジョンチュン(종춘)」は、
店内に入るとお餅デパートかと思うほど、
様々な種類のお餅を販売しています。
パン屋さんのように自分でお餅を選んで、
持ち帰りも可能ですし、店内で食べることも可能です。
ラッピングもしてあるので、
お土産としてもお勧めできます。
試食コーナーもあり、
色んな韓国のお餅を味わいたい方には
最高のお店です。