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大韓航空・8月28日から搭乗時に乗客の体重測定を実施!

アップデート : 2023-08-29

大韓航空が8月28日から、搭乗時に乗客の体重測定を実施しています。その理由は?詳細をお届けします。

測定資料は匿名で収集

大韓航空が8月28日から、搭乗時に乗客の体重測定を実施しています。


8月28日から9月6日までは金浦国際空港の国内線利用者を対象に、また9月8日から9月19日までは仁川国際空港の国際線利用者を対象に体重測定が行われますが、多くの乗客は「なぜ体重を?」と疑問に感じている様子。


今回、大韓航空が測定しているのは乗客の「標準重量」であり、ここには乗客の体重だけでなく、機内に持ち込む手荷物の重さも含まれます。


乗客は搭乗前のゲートで手荷物と一緒に体重を計ることになりますが、その理由は「燃料コスト削減のため」とのこと。


飛行機は通常、実際に必要とする燃料より1%多い燃料を積んで飛行していますが、乗客の正確な標準重量を測定することにより、余分に搭載する燃料を減らすことが可能となります。


また韓国国土交通部の「航空機重量および平衡管理基準」でも、空港会社は少なくても5年ごとに乗客の標準重量を測定し、平均値を出さなければいけないという決まりがあります。


なお、測定された体重は匿名で収集され、他の乗客に自身の体重が分かるようなシステムにはなっていないので安心。


それでも測定を希望されない場合は、搭乗前にゲートで航空会社スタッフに申し出れば測定を拒否できるということです。


一方、近年は世界中で燃料の高騰が進んでいるため、燃料コストを削減することにより、航空券や燃油サーチャージの価格安定にも繋がります。


そのため、上記期間中に渡韓される場合にはできるだけ協力をしたいですね。

 

参考情報元:sbs

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