【韓国で働く日本人にインタビュー#8】韓国でアプリ運営に携わるキャリアウーマンが感じる日韓の違いとは

年齢はおいくつですか？

-28歳です。

就職した時点の状況韓国の（最終学歴）について詳しく教えてください

-早稲田大学です。

大学は韓国と日本どちらで出ましたか？また専攻は何でしたか？

-日本の大学 / 社会学専攻

専攻内容について詳しく教えてください

-人類学など多様に学びました。

日本ではどんなお仕事をしていましたか？

-IT企業で1年半ほど勤務していました。

韓国で働くことになったきっかけはなんですか？またビザの種類は何ですか？

-結婚がきっかけで、現在のビザはF-6（結婚移民ビザ）です。

日本で働いた経験が韓国の職場で活かせたことはありましたか？

-基本的なメールや社会人マナー。また、ホームページの運営や顧客対応などをしていたので、コンテンツ作成や文章を書くスキルは新卒で入った会社でかなり学べたと思います。

現在の業種・職種を可能な範囲で教えてください

-アプリ運営 / プロダクト、事業開発担当

月収は大体おいくらぐらいですか？

-350万ウォン以上

職場の福利厚生・交通費や昼食代支給の有無を教えてください

-福利厚生が手厚いで有名な会社のため挙げるとたくさんあります。例えば以下のようなものがあります。 -個人に法人カード支給（お昼やカフェ代などこのカードで決済） -文化の日（毎月最終水曜日はチームに別れて好きなことをしたり、遊んだりする日）

4大保険には加入されていますか？

-加入している。

残業や休日出勤などはありますか？ある場合、月に何時間ほどあるのかもご記述ください

-残業は月に20〜30時間ほど。休日出勤はありません。

職場では主にどんな服装でお仕事をしていますか？

-本当に自由です！ついこの前までわたしも金髪でした。スリッパのようなサンダルで通勤する人も多いです（笑）

韓国の職場において文化の違いを感じることや戸惑うことはありますか？

-日本の職場のように「お疲れ様です！」の挨拶がないことですかね。最初はなんと挨拶すればいいか戸惑いました。あとやはりコミュニケーションはとても明確で直球です。

韓国でお仕事をするにあたり、苦悩や逆に良い点があれば自由にお書きください

-コミュニケーションが明確な分、日本よりもコミュニケーションコストがかからないと思います。また、日本の会社よりも自由度が高い気がするのでそのあたりは楽です！（銀行や病院などで席を外したりするのも気にならない）

日本の就活と韓国の就活で文化の違いや異なる点はありましたか？

-圧倒的に服装です！日本のリクルートスーツ+前髪しっかりみたいなのはあまりない気がします。実際に私もブラウスやスラックスのような格好で面接を受けた気がします。

面接や履歴書類は韓国語と日本語どちらを使用しましたか？もしくは両言語を使用しましたか？

-どちらも使用しました。

履歴書作成時の韓国と日本の違いや注意点はありますか？

-韓国では圧倒的に即戦力になる人を採用する気がします。経験やスキルをアピールするといいと思います。

就活を始めてから今の職場が決まるまで、どれぐらいかかりましたか？

-3ヶ月ほど。

韓国で就活をするにあたって、一番最初に準備したことはなんですか？

-履歴書の書き方を学ぶ（知人の履歴書のデータをたくさんもらいました）

-面接予想問題集で練習する（回答を覚えるぐらい練習しました）

韓国で働くにあたってあれば良いなと思うスキル・資格などはありますか？

-TOPIKはもっていて損はないと思います。（特に6級）私自身も日本人インターン採用の面接官をしたりしますが、韓国での採用な分やはり韓国語資格はどうしても見てしまいます！

韓国で就活を始める前にTOPIKを取り直しましたか？

-元々持っていた6級で始めました。

TOPIKの有無や級がどれくらい就活に影響を与えたと思いますか？

-スキルについての質問で回答したとおり、資格は目に見える指標なので、持っていて本当に損はないと思います！

就活は日本にいる時からしていましたか？もしくは韓国に来てから始めましたか？

-韓国に来てから始めました。

韓国での就活において注意点やポイントなどはありますか？

-韓国の学生はスキルや意欲が高い方が多いです。その中で内定を取るには、語学力ややる気アピールがかなり大事だと思います。

就活をしながら日本人の募集は多いと感じましたか？少ないと感じましたか？

-ちょうどコロナの時期とかぶったからか、日本人は周りに全く居ませんでした。

韓国での就活に成功したノウハウなどありましたら教えてください

-日本語能力者を採用している会社にとっては、日本語ネイティブはとても重宝されます。日本語関連の求人をとにかく探して、もしも自分がやりたい分野であれば積極的に応募してみるといいと思います。