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アップデート : 2022-10-29
みなさんは小中高生の頃、どんな職業に就きたいと考えていましたか？誰もが「あの仕事に憧れる！」という夢はあったものの、収入や能力など現実的な部分を考慮して仕事選びをする方が多いはずです。今回は韓国の小中高生がなりたい職業をランキング形式でご紹介します♫
誰もが一度は「夢」を描いた経験があるはずです。
「モデルになってパリコレのランウェイを歩く」
「サッカーワールドカップに出場して得点王になる」
「世界で活躍するトップアイドルになる」
このような大きな夢を描いた一方、小学生、中学生、高校生と進学していくうちに“現実的な夢”を目指す方が多くなるのも事実です。
実際、韓国でも小学生は日本と同じく「夢」として将来就きたい職業を挙げていますが、中高生になると「現実的な職業」を目指す傾向に…。
特に2020年から流行した新型コロナウイルスの影響により、オンライン授業を始めとしたオンラインサービスを身近に体験したことや、オンライン関連の産業が発達したことでなりたい職業への変化も出ているようです。
また現在はパソコンひとつあれば世界のどこにいても仕事ができる！という職種も多く、働き方自体も見直されているため目標とする職業にも変化があるのかもしれません。
では早速、韓国の小中高生がなりたい職業をランキングでご紹介しましょう！
※韓国の教育部と韓国職業能力研究院によって2021年中旬に調査された結果を元に記載しています。
【2021年】
1位：運動選手
2位：医者
3位：教師
4位：クリエーター（YouTuberなど）
5位：警察官／捜査官
6位：調理師
7位：プロゲーマー
8位：俳優／モデル
9位：歌手／声楽家
10位：法律専門家
小学生部門のランキング1位は「運動選手（スポーツ選手）」でした。
2019年から3年間、小学生部門の1位は運動選手のまま。
また「夢」として掲げる方も多いプロゲーマーや俳優、モデル、歌手などもランクインしています。
その一方で、上位20位以内にコンピューターエンジニアやソフトウェア開発者もランクインするなど、IT関係の仕事を希望する小学生も増えているようです。
小中高生のランキングTOP10の中で、唯一小学生部門にだけランクインしたのがクリエーター（YouTuberなど）。
2019年には3位、2020年には4位にランクインしており、2021年にも順位を落とさず4位をキープしています。
日本と同様に小学生の間で人気を集めているYouTuberも多く、海外のYouTube動画を楽しむ子供も増えているため「自分も出演したい」「自由で楽しそう」と考える子も多いのかもしれません。
【2021年】
1位：教師
2位：医者
3位：警察官／捜査官
4位：運動選手
5位：軍人
6位：公務員
7位：調理師
8位：コンピューターエンジニア／ソフトウェア開発者
9位：ビューティーデザイナー
10位：経営者／CEO
中学生部門のランキング1位は「教師」でした。
次いで2位は医者、3位は警察官や捜査官ですが、このTOP3は2019年から3年連続同じまま！
また上位20位以内にはロボット開発者やビッグデータ・統計分析専門家、3Dプリンティング専門家など、これまであまり耳にすることのなかった新しい職業も続々とランクインしています。
中学生のなりたい職業は、小学生と比べると現実思考であることが分かりますね。
小学生部門ではランクインしていない軍人や公務員、経営者などがランクインしており「夢」よりかは「安定」を目指す子が多い傾向にあるようです。
その一方で、美容師やヘアメイクアップアーティストなどビューティーデザイナーは女子中学生を中心に人気を集めています。
【2021年】
1位：教師
2位：看護師
3位：軍人
4位：コンピューターエンジニア／ソフトウェア開発者
5位：警察官／捜査官
6位：公務員
7位：医者
8位：生命・自然科学者／研究員
9位：経営者／CEO
10位：医療・保健関連職
高校生部門のランキング1位は、中学生部門と同じく「教師」でした。
教師は2019年から3年連続で1位を記録していますが、注目すべきは2位の看護師。
2019年には3位、2020年には2位にランクインしている看護師ですが、小学生と中学生のランキングでは看護師ではなく、医師がランクインしていました。
しかし、みなさんもご存知の通り医師になるためには6年生の医大に進学する必要があり、優れた頭脳はもちろん高額な授業料（学費）も必要なのが現実…。
そのため、高校生になると家庭環境などを考慮した上で看護師を選ぶ方が増えたようです。
高校生部門では、小学生や中学生に比べより専門的な職業がランクインしています。
また教師、軍人、警察官と公務員関連の仕事を希望するのが多いのが中学生と同じであり、日本と同様に韓国も不景気であることから「将来の安定性」を第一に考える子も増えています。
その結果、2020年は3位にランクインしていた生命・自然科学者／研究員が2021年は8位と大幅に順位を下げたようです。
韓国の小中高生がなりたい職業をランキング形式でご紹介しました！
国家資格を必要とする医師や教師などの専門職以外の仕事については、基本的に何歳からでも挑戦することができます。
50歳になって起業する方もいますし、定年退職後に料理人になる方も珍しくありません。
何かひとつの目標に向かって努力することは大切ですが、将来の仕事の選択肢や可能性を広げるため、幅広く知識を得ておくのもおすすめです♡
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