アップデート : 2023-12-28
韓国の空の玄関口である仁川空港と金浦空港。初めて韓国に行く場合は、どちらの空港を利用すればいいのか迷ってしまうところ…。また、せっかくなら少しでも安い航空券を利用したいですね。そこで今回は仁川空港と金浦空港を、チケット価格やアクセスのしやすさから徹底比較してみましょう!
A.金浦空港
地図上で見ても、ソウル都心部へ近いのは金浦空港。
例として、空港鉄道を利用して弘大入口駅までアクセスする場合、金浦空港から弘大入口駅までは約24分でアクセス可能。
一方、仁川空港から弘大入口駅までは約1時間かかるため、およそ倍の時間がかかることが分かります。
A.空港鉄道がおすすめ!
仁川空港・金浦空港、どちらの空港もソウル市内までは鉄道やバス、タクシーでアクセスが可能です。
しかし、金浦空港とソウル市内を結ぶバスは本数があまり多くないため、金浦空港を使う場合は空港鉄道を利用するのがおすすめ。
空港鉄道を利用すれば、金浦空港からソウル駅までは約22分でアクセスできるので、時間を有意義に使うことができますね。
ちなみに仁川空港の場合は、空港鉄道を利用すれば約43分でソウル駅まで行けます。
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A.仁川空港の方が比較的安い
2023年末現在、2024年1月のチケット代(航空券)料金の平均は下記になります。
関空⇔仁川 ¥30,000~¥45,000
成田⇔仁川 ¥35,000~¥45,000
関空⇔金浦 ¥35,000~¥43,000
成田⇔金浦 ¥60,000~¥80,000
羽田⇔金浦 ¥48,000~¥59,000
※時間や日にちによって大きく価格は変わります。
まず金浦空港は本数が少なく、LCCの本数も仁川空港に比べてとても少ないため、時間を選びやすいのは仁川空港と言えます。
一方で仁川空港に就航する便はLCCも多いため、料金も幅広いのが特徴。
さらに、羽田空港からLCCを利用する場合はピーチエアビジョンの一択のみで、仁川空港に到着となるため料金が高めに設定されています。
そのため、総合的に考えると仁川空港の方がチケット代が安く、さらに時間を選びやすいと言えるでしょう。
関西国際空港から金浦空港に就航しているのは、チェジュエアー・JAL・ANA・大韓航空・アシアナの5社。(2023年末時点)
一方、羽田空港から金浦空港に就航しているのは、JAL・ANA・大韓航空・アシアナの4社のみ。
金浦空港は全体的に就航本数が少なく、選べる航空会社も少ないと考えておきましょう。
A.仁川空港
仁川空港は“アジア最大級のハブ空港”と呼ばれているほど、かなり広い空港になっています。
一方、金浦空港は国際線もありますが、就航しているのは日本を含め7路線のみ。
そのため、免税店の数やラウンジの広さなどを比較しても、仁川空港の方が圧倒的に大きいと言えます。
A.空港内で過ごすなら仁川・空港の外で過ごすなら金浦
先ほどご紹介したように、仁川空港はかなり大きい空港のため、カフェや飲食店などもたくさんあります。
また免税店の数もとても多いため、時間を潰すのに困ってしまうということはほぼありません。
逆に搭乗口から遠い場所で買い物や食事をしていると、搭乗時間に間に合わなくなることもあるので注意したいところ…。
一方で、金浦空港は飲食店や免税店の数がとても少ないため、空港の中だけで時間を潰すのは少し大変。
しかし、金浦空港の向かいには「ロッテモール金浦空港店」があるので、ショッピングや食事をしながら時間を潰すことは可能です。
仁川空港と金浦空港を、チケット価格やソウル市内へのアクセスから比較してみました。
どちらの空港にもメリットやデメリットがあるため、利用する空港は料金や時間、現地での目的などに合わせて選ぶのがおすすめです。
ご紹介したポイントを参考に、みなさんもぜひ有意義な韓国旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか♡
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