事の始まりは、最終回の生放送で、視聴者の有料文字投票の結果、デビュー圏内と言われていた練習生が脱落したことからでした。
1位から20位までの得票数に「7494.442」の倍数という一定のパターンが繰り返されていることが分かり、波紋が広がるとMnetは、集計ミスを認め、7月に警察に捜査を依頼しました。
その後、脱落したメンバーのファンが、真相究明委員会を立ち上げ、PRODUCE X101制作陣を詐欺の容疑で告訴しています。
7月と8月の二度に渡り、 データ保管業者など関係者を対象に家宅捜索を行った警察は、X1メンバーの所属事務所も押収捜索をしたと発表しました。
警察は、最終順位が意図的に変わり、一部の脱落したメンバーが合格圏であったと発表。
さらに、前シーズンのPRODUCE 48でも不正の疑惑が持ち上がり、IZ*ONEメンバーの一部所属会社も、押収捜索をしたと発表がありました。
警察が動くことになった最大の理由は、投票が有料だったということにあります。
練習生の人生がかかっている上、有料で投票したにも関わらず、投票数操作があったという事実に、PRODUCE X1のファンは驚きと怒りの反応を見せています。
10月3日、MBCニュースデスクは、PRODUCE X101の制作陣が、放送前から合格メンバーを選び、操作していたという証言を報道。
実際のPRODUCE X101参加者の練習生は、コンセプト評価曲が、特定の練習生たちに事前に知らされていたと
証言。
事前にコンセプト評価曲を知っていた練習生は、放送前から練習に明け暮れていたそうです。
また、企画会社関係者も、制作陣が事前に好きな出演者を決めておく、いわゆるPDピックは、当然存在すると証言しています。
警察はまだ捜査の途中と発表しており、続報が気になります。
今回のPRODUCE X101の投票操作事件は、PRODUCE101シリーズだけでなく、Mnetオーディション番組 アイドル学校まで飛び火しています。
ファンの中には、脱落メンバー9人のユニットBY9がデビューすることで解決するという意見や、すでに各メンバーも活動をしている中、ユニット活動は不可能だという意見など、さまざまな意見が出ています。
韓国では、不正をしたMnetに厳しい声が多く、まだまだ事件が収束することはなさそうです。