みんさん!アンニョン♡
日本生活8年目!韓国女子kinkiu0721です!
平成が終わり、新しく令和の時代が始まりました!
それとともに平成時代を繰り返す、懐かしい気分になった方々も
いらっしゃると思います。
韓国も2、3年前、あるバラエティ番組で昔の音楽番組を再現する企画が
とても爆発的な人気を得たことがありました。
その影響で今は活動をしていないアイドルたちが再び再結成して
現在も活発な活動を行ったりしています。
そこで!今回は1世代アイドルとも呼ばれる
90年代から2000年前半にとても人気だったアイドルグループを
ご紹介しようと思います。
グループ名:H.O.T.(High-five Of Teenagers)
メンバー:문희준, 장우혁, 토니 안, 강타, 이재원
活動期間:1996年9月7日〜2001年5月13日
デビュー;1996年1集アルバム「We Hate All Kinds of Violence」
所属事務所:SMエンタテインメント
1996年SMエンタテインメント所属でデビューした5人組の男性アイドルグループ
デビューとともにシンドロームを起こし、1990年代後半の大衆歌謡系を平らげた
伝説のアイドルグループです。
韓流の始まりになったグループでもあります。
デビュー曲は学校暴力をテーマとしたギャングスタラップ「전사의 후예(戦士の後裔)」です。
SMの代表的作曲家「ユ・ヨンジン」が作った曲。
副題名は”学校暴力”です。実際にあった話をモチーフに作った曲だそうです。
”あいつらは俺を踏み潰した、唯一の夢も奪った”という歌詞が印象的です。
続けて出した曲「캔디(Candy)」がメガヒットして頂点に立ち、
その後出した曲も次々ヒットし90年代後半を代表するアイドルグループとして成長しました。
曲はとても明るいリズムですが、歌詞はそうではないです!笑
彼女に倦怠を感じる彼氏の話を書いた曲です。
”真剣に考えて「別れよう」と言ってるんだよ、と俺は君にそう言うけど
実は今朝ふっと思いついたんだ”という歌詞がとてもむかつきました(笑)
当時小さい事務所だったSMエンタテインメントを韓国を代表する大手事務所にしたのは
H.O.T.のおかげといっても過言ではないですね(今にするとBTS?みたいな)
10代をターゲットにした企画型アイドルの始まりがH.O.T.です。
この時から大手事務所が徹底的に事前分析して組み合わせたアイドルのダンスミュージックが
大衆文化を席巻することになります。
1998年IMF通貨危機の時、海外観光客の留置のために金元大統領とスポーツスター、
重要文化芸術人が参加した国家広告CFに大衆文化のボイグループとしては唯一出演しました。
当時、ライブのため、電車の終電時間を変更し、教育庁で学校サボり禁止令をすることもありました。
H.O.T.の代表曲は上記で紹介した2曲以外にも
SMTOWNのライブの最後に歌う「빛(光)」や「아이야 (I Yah!)」があります。
1998年発売されたH.O.T.の3回目アルバム「Resurrection」の収録曲
メインボーカルの강타(カンタ)が作詞/作曲しました。
1997年韓国はIMFで社会的な雰囲気がとても暗かったです。
みんなで力を合わせて試練を克服していきましょ!!という内容の曲です。
강타はこの曲で大韓民国最年少「大賞」受賞曲、作詞&作曲家になりました。
재원(ジェウォン)くんのパートの歌詞が個人的にとても好きです!
辛くてもヘトヘトでも倒れずに
あなたの明日のために立ち上がれ
事業に失敗しても、愛に失敗しても
それがなにであろうと、あなたを倒せない
知ってます、あなたは一人ではないことを
しゃがんで悲しむときではないというのをわかってます
みんな、立ち上がりましょう!手を出しましょう!
みんなで一緒に!
아이야という曲は当時”シーランド青少年修練院火事事故”の追慕曲で有名です。
当時幼稚園児19名、教師など総23名が死亡したこの事件に対し
社会的な問題を提起したこの曲は若い世代に共感を得てとても人気でした。
モーツァルト交響曲25番とベートーベンピアノソナタ14番(月光)を
ロックサウンドとMash Upしたこの曲はアイドルが発表した曲と言えないほど
とても高い完成度を見せた名曲でもあります。
咲かせなかった子供達の火花を
誰が消していいと言ったのか
いつまで取り返すことできない罪を
繰り返して生きていくつもりなのか・・
(2014年、私たちはまた同じ罪を繰り返し大切な命を失ってしまいました・・)