みなさん、こんにちは！
字幕なしで韓国ドラマを見ることが夢。
韓国語を勉強中のamikoです。
カムバックを目前に控え全世界の注目を集めているBTS（防弾少年団）。
彼らの曲は自分たちのストーリーを込めたものやアニメ、動物、小説まで幅広い題材から生まれることも特徴のひとつ。
そこで今回は、今だから知っておきたい！彼らの曲に隠されたストーリーや背景をご紹介いたします！
カムバ前にチェックしちゃいましょう！
1曲目 賞はいつも他人のものだった？…『引っ越し』
まずはBTSが得意とする自分たちのストーリーを込めた曲、『引っ越し』（『花様年華 pt1 』2015年より）です。
2013年にデビューしたBTS。
今まで過ごしてきた宿舎から引っ越す、という意味とデビュー3年目を区切りに次のステップに進みたいという思いを込めて作った曲だそうです。
作詞にはメンバーのシュガ、RM、J-HOPEが参加しています。
曲の中にはこんな歌詞があります。
“いいことはいつも他人のもので
不透明な未来に声が枯れて
年末の授賞式の先輩を見ては泣いた”
この曲が収録されているアルバムは2015年に発売された『花様年華Pt.1』。
彼らの出世作として取り上げられることが多いアルバムです。
2013年にデビューしたBTSは2015年まで大衆的な人気がなかなか出なかったと言われていますが、上記のような歌詞から当時の心情が想像できますね。
この約1年後の2016年、彼らは年末の授賞式の一つであるMAMAで大賞と言われる『今年のアーティスト賞』を初受賞します。
その際メンバー全員が涙を見せるのですが、特にこの歌の歌詞を書いたシュガが泣き崩れる場面が印象的でした。
いつも他人のものだった賞を手にした彼ら。ファンの方にとっても感動の瞬間だったのではないでしょうか。
その後の活躍はご存知の通り。
2016年から2018年まで3年連続でMAMAで大賞を受賞しています。
自分たちのストーリーをそのまま曲に込めるのはBTSのスタイルのひとつといえますが歌詞を知ると当時の心境や今までの成長を感じることができるのも魅力ですね！
こちらではわたしが驚いた4曲をご紹介します。
童話、アニメから惑星や時事まで…引き出しの多さにびっくりしますよ！
『LOVEYOURSELF 承 Her』（2017年）より
童話「ハーメルンの笛吹き」を意味する『Pied Piper』。
ネズミの退治の笛吹き男に報酬を払わなかったため、笛吹きが笛を吹くと催眠術をかけられたように子供たちが連れられ街中の子供がいなくなったという話ですね。
笛のようなメロディに合わせてまるで「僕たちにハマってるんだろ？さぁ、おいで」と妖しげに誘っているような歌詞が印象的です。
まさに童話の世界観を生かした曲ですね！
『LOVEYOURSELF 承 Her』（2017年）より
マイクドロップ、とは…
手に持った〕マイクを落とす◆スピーチやトークを終えた人が、その出来が最高に良かったので、もはや誰もマイクを取って話をする必要がないという意味で、わざとマイクを床に落とすこと。
出典: eow.alc.co.jp
という意味。
オバマ大統領が演説後にマイクドロップを行なったことにインスピレーションを受けたRMが作ったそうです。
その名の通り歌詞の中にはこんな言葉が
“俺のコンサートにはないぜ？空席”
“できすぎた息子でごめん母さん”
“忙しすぎて身体が足りない”
“俺のカバン見た？トロフィーで溢れてるんだけど”
世界中で人気のBTSだからこそ歌える最高にカッコいい曲ですね
歌詞だけではなくパフォーマンスもかっこいいのでMVは必見です！
『LOVEYOURSELF 縛 Tear』（2018年）より
世界で最も弱いヒーロー！？日本のアニメ、アンパンマン。
自分にはアンパンしかないけれど、誰かが困っていれば駆けつけるアンパンマンと同じように僕たちBTSには歌しかないけれど呼ばれれば歌いに行く。
そして力になってあげるよ！というメッセージが込められています。
日本のアニメや漫画が好きなBTSですが曲にしてくれるなんて嬉しいですね！
『LOVEYOURSELF 縛 Tear』（2018年）より
この謎の数字の羅列は冥王星を意味する番号だそうです。
冥王星は…
