みなさんアンニョンハセヨ♡
韓国在住で日韓夫婦のbyeol08です。
いきなりですがみなさんは「더티 커피(ドティ コピ)」って知ってますか?
「커피(コピ)」は韓国語で「コーヒー」のことなので飲み物であることは想像できますが…
「더티(ドティ)」って一体どんな意味なんでしょうか。
今回はまさに今韓国で大流行中のコーヒー「더티 커피(ドティ コピ)」を紹介します♪
「더티 커피」の「더티(ドティ)」は英語の「dirty」のこと。
日本語に直すと「汚いコーヒー」っていうメニュー名なんです。
でも…
コーヒーが汚いってどういうこと?
なぜ「汚いコーヒー」なのか、写真からなんとなくお分かりになられたでしょうか。
「더티 커피」はコーヒーの上にクリームや牛乳を溢れるほどたっぷり乗せ、その上に砕いたチョコレートやコーヒー豆、シナモンパウダーなどを大胆にふった飲み物なんです。
「더티」の正体はカップから溢れるクリームと飛び散ったように見えるチョコやシナモンパウダーだったんですね。
チョコレートやパウダーをたくさん、ダイナミックに…「まき散らす」ぐらいふった方がインスタ映えもして、見た目も楽しめるので「もっと”汚く”してください」と注文する人が続出しています。
더티 커피ブームの火付け役と言われているカフェが、ソウル 龍山(ヨンサン)区にあるカフェ「BURANCUSI(ブランクシ/브랑쿠시)」。
お店のメニューに元々あったパンの中のクリームをコーヒーにのせてみたのがきっかけなんだそう。
マグカップからこぼれるぐらいのせた生クリームとチョコレートに、ココアパウダーをふりかけた더티 커피です。
生クリームとチョコの甘さとコーヒーとココアのほろ苦さが絶妙にマッチ♪
中毒性があるコーヒーに仕上がっています。
お店には他にもスコーンやカヌレ、ブランチメニューも用意されています。
ソウル 梨泰院(イテウォン)にある「C.Through(씨스루)」は、チョコクリームにかわいいアートが施されたラテやおこげが乗ったカプチーノなど、独特なメニューが多いことで有名なカフェです。
このカフェの더티 커피が「스카치노(スカチノ)」。
カップどころかお皿にまで広がるクリームとココアのインパクトが大‼
もはやどうやって飲めばいいか悩んでしまうほど(笑)。
クリームの上にのっているのはチョコではなくコーヒー豆で、コーヒーの酸味をさらに引き立てます。
韓国でよく見かける「스카치(スカッチ)」というコーヒー味のアメをそのまま再現したような味なんだそう。
このコーヒー、実はサイズが小さくてその見た目に驚く人も少なくありません(笑)。
でもこのビジュアルなら一度は注文してみたくなりますよね♪
大邱にあるカフェ「カーテンコール(커튼콜)」ではまた一味ちがった더티 커피を楽しめます。
どんな風に変わってるのかというと…
ここの더티 커피はクリームよりチョコが主役の「브롱코 라떼(ブロンコラテ)」!
ミルク、ダーク、ホワイトの3種類のチョコがふんだんに、そして無造作にトッピングされています。
見た目のとおり、チョコ好きにはたまらない甘い味が口の中に広がるラテは、
チョコだけそのまま食べてもいいし、チョコを溶かして中のラテと一緒に飲んでも甘酸っぱい味を楽しめることができます。
いろんな飲み方ができるのは嬉しいですね。
ちなみにチョコを砕く作業はお店のオーナーが直接オープンカウンターで行うので、見学することもできますよ。
その際「さらに汚くしてください」なんて注文することも可能です(笑)。
このビジュアルはインスタにあげずにはいられない!というわけで、
インスタでは#더티 커피で1万件以上の投稿があり、より「汚く」撮れたのは誰かと特に若い世代の間で写真を比べ合ったり、
더티 커피を飲んでクリームやチョコがついた口元を認証ショットとしてあげることがひとつの流行となっています☆
また、ソウル 蚕室(チャムシル)にある「아우어 베이카리(アウオベーカーリー)」ではパンの中にチョコレートがいっぱい詰まった「더티 초코(ドティ チョコ)」を発売。
中だけでなくパンの上からもチョコレートパウダーを大量にふったその見た目はまるでチョコのじゅうたん!
食べた後は手と口がチョコレートまみれになります(笑)。