こんにちは、韓国留学中のifnt0609です^^
韓国と日本、海は挟んではいますが
距離はとっても近い国同士ですよね。
しかし食事マナーを見てみると
少しずつ異なる部分が存在しています。
今回はそんな韓国と日本で異なる
食事マナーについてご紹介します!
日本では主に木でできたお箸が使われています。
また色や長さも様々に存在しており、
これがお父さん用、これはお母さん用といったように
家族の中でどれがどれかを使い分けるのも一般的です。
対して韓国のお箸は金属製のものです。
日本よりも細いものが多く、
少し持ち手部分に装飾があるなど
違いはあるものの色が変わるなどはまずありません。
韓国のお箸は
チョッカラッ(젓가락)と言います。
また韓国ではお箸のほかに
もう一つ使われるカトラリーがあります。
それがスプーンです。
韓国語ではスッカラッ(숟가락)と言います。
韓国ではこの2つを
自分の利き手側に縦に置きます。
日本では自分の手元に横向きで置くため、
その点も異なります。
日本では食事をする際に、大皿でなければお茶碗、
自分の手元にある取り皿は
持ち上げて食べるのが一般的です。
しかし韓国ではどうでしょうか?
韓国では食器にも
金属が使われることが多くあります。
そのため手に持つと熱いということもあり、
器を持って食べるのではなく
そのまま置いて食べることが多くあります。
マナーともいわれていますが、ケースバイケースです。
置いたまま食べると不便な場合などは
持って食べることもOKと言われています。
韓国の料理の特徴は何でしょうか?
多くの人に聞くと混ぜること!と教えてくれます。
一番代表されるのがビビンパです。
ビビンパは温かいご飯と
シャキシャキとした食感が美味しいナムルやキムチなどを
すべて混ぜて食べるととっても美味しいです。
そのほかにもビビンネンミョン、
パッピンスなども混ぜて食べると美味しいグルメです。
一方でビビンパに姿が似ているのが日本の丼物です。
かつ丼、牛丼などいろいろな丼物がありますが、
一度にすべて混ぜて食べるというのではなく
少しずつご飯と具を合わせて食べる
というスタイルが一般的です。
同じご飯の上に具材を乗せたものであっても、
日本と韓国では少し食べ方が違うようです。
日本では美味しさを表す麺をすする音。
ラーメン、そば、焼きそばなど
麺類はすすって食べることで美味しさが表されると
日本では特に失礼には当たらな食事の姿でした。
韓国では音を出して食べると幸福が飛び立つといわれており、
良くない食事マナーだったのですが、
最近ではモクパン、またバラエティ番組などでも
日本と同じく音を出して食べると
美味しさが伝わるというように文化が変わりつつあります。
しかし麺をすする音は
ヌーハラ(ヌードルハラスメント)と
呼ばれるようにもなっており、
これから麺を音を立ててすすらないようにしようと
マナーが変わってくることも考えられます。
状況に合わせて使い分けが必要なマナーかもしれません。
韓国も日本も同じくお箸を使いますが、
日本にはより多くお箸のマナーが存在します。
迷い箸、刺し箸、渡し箸など
そのほかにもさまざまマナー違反
といわれるお箸の行動があります。
また大皿料理から自分用に料理を取り分けるときに、
箸を反対側にして食べ物をとるというマナーがあります。
これは韓国では見かけないマナー作法です。
同じお箸を使うといってもこうした違いが存在しています。
日本と韓国の食事マナーの違いについてご紹介しました。
ほとんどのことは変わりない食事マナーですが、
器を持つ持たない、お箸の材質の違い
などちょっとしたところで違いがあります。
こうした違いを実際韓国旅行で
ご飯を食べているときに見るのも、
そして体験するのも面白いことです^^
ぜひ韓国に来たときには
チョッカラッとスッカラッ
を使って食事を楽しんでみてくださいね!